風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年は再び中欧へ~

親孝行 なんてガラではないけれど・・・

2015-08-02 17:23:57 | まち歩き♪
 あまりの暑さから、久しぶりに日比谷図書館に行った。




ちょっと日比谷公園の散歩のついでに、図書館の中のカフェで
お茶でもしようなんて不純な動機でした。

ネットで調べてみたら、「学童疎開からみる 子どもたちの生活」の
企画展が開かれているようだ。

無料だし、ちょっと覗いてみようと行ってみた。

うちの父親も学童疎開の経験がある。
S区の小学生だったので、静岡県のお寺に行ったのだ。


彼が、昔の戦争中の話をすると「えー!また、その話。もういいよ~」と、
常に遮ってあまり聞いてあげなかった、親不孝者の娘です(笑)

親不孝 という言葉がぴったりのこどもです。
スミマセン~

「父親が言っていた、学童疎開、千代田区ではどんな感じだったのかな?」
もちろん、大変な苦労があったのだろう。

日比谷図書館の1階の会場を訪れた。

すぐ見て帰るつもりだったが、かなりの時間を費やした。

戦争中の学童の手紙や、保護者の様子など、胸に迫ってくる
資料がたくさんあった。

見終えて、自分なりに戦後の70年を考えてみた。

どの時代の人々も、必死で生きていたということ。

特に、戦争になってしまったら、善良な弱い者たちが
真っ先に犠牲になってしまうのだと。

来週、ちょっと両親の家を訪ねてみよう。