風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年は再び中欧へ~

東京都現代美術館「会田家」の作品、楽しかった~

2015-08-06 10:19:59 | 日記・エッセイ・コラム
4日(火)、東京都現代美術館に行って来た。



「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展が開催中。

新聞でも報道されたり、ネットで「撤去要請」?問題が話題になっている
熱~い場所です(笑)

「もしかしたら、会田さんの作品が撤去されてしまうかも?」
その前に見ておこう!と慌てて行ってきた。

結論から言うと、「普通に面白くて笑える」作品群でした~
別におどろおどろしいことも「檄文」には書いてなかった(笑)

檄文と名前をつけたことが、まずクスッと笑える。

内容も、フツーの家族が家の中で、ワイワイガヤガヤ愚痴ったり、
ちょっと文句を言ったりのノリです。

もっと凄いことが書かれているのかと、期待(笑)してしまった
私には「ナ~ンダ」の範囲でした。

首相らしき人の演説パロディも、面白かった。

不勉強な私は、本当の首相の演説(アメリカ議会での)
の内容をあまり理解していません。

逆にこのビデオを見て、「オリジナルの演説はどうだったのかな?」と、
興味を持ちました。

演説の中のセリフ回しも面白かった。
もしこれが、「声は無しにして、映像だけ流す」ということに
変更されたらつまらないです~

スーツ姿の会田氏の熱演は、楽しかったです。。

「会田家の部屋」の中は、それ以外の作品やビデオなどが多く、
肩のこらない「おとなもこどもも」楽しめる良い企画だと思った。

クスッと笑える、楽しめる、肩もこらないと、「現代美術」を身近に
感じることができました~。

★部屋の隅で、会田氏が版画を彫っていた。

ちょっと怖いけど恐る恐る声をかけてみた(笑)
「今日は特別にいらっしゃっているのですか?」
「8月中はほとんど来るようにしています」
と、フツーの声で返事をしてくれた★

「会田家」以外の部屋も、それぞれ素晴らしい作品や展示があり、
年代や好みによって楽しめる内容です。

現代美術館では、ブラジルの「オスカー・ニーマイヤー」展も同時に開催中。

この展示もスッキリとして良かった。
ブラジルの都市建設や、彼自身のことも詳しく知ることができました。

暑い日々、美術館はオアシスのようにありがたいです~