「添田 唖蝉坊(そえだ あぜんぼう)」は、文士村住人の「添田さつき」の父親である・・・ということは有名な話だ。
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(★参考:5/6 添田さつきの鳥込の家~ 「夢想・鳥込文士村」 №5)
昨日、俳句の会で、「唖蝉」オシゼミ という言葉が出てきた。
へえ~、添田さつきの父親の芸名だ(笑)と、偶然に驚いた。
俳句をやっている人には、夏の季語なので良く知られているらしい。
私は、俳句超 ! 初心者なので偶然の一致が面白かった。
★「唖蝉」(おしぜみ)の意味:鳴かない雌せみのことである・・夏の季語。
そこで、色々と調べてみたら、唖蝉坊が神奈川県大磯町の出身だとわかった。
大磯から、東京の深川の叔父の家に預けられたのだ。
その後、演歌中興の祖とまで言われるようになったのである~
大磯の観光情報サイト、「イソタビ ドットコム」に、唖蝉坊のことが詳しく載っている。
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・・・「東京・下町育ちの小沢昭一さんは大の唖蝉坊ファン。歌う姿を目にしたことはないが、写真館を営む 明治生まれの父親が鼻歌まじりでよく口ずさむのを耳にしながら育ったそうです。
庶民の声を代弁し、権力や権威、特権階級を風刺してやまない心意気に引かれ、自らも「ストライキ節」 などを歌い、CDに収録しています。
『唖蝉坊は生きている』( KING RECORDS )で小沢昭一さんの歌声を聞くことができます。」・・・
庶民の声を代弁し、権力や権威、特権階級を風刺してやまない心意気に引かれ、自らも「ストライキ節」 などを歌い、CDに収録しています。
『唖蝉坊は生きている』( KING RECORDS )で小沢昭一さんの歌声を聞くことができます。」・・・
★★「あきらめ節」の歌詞も傑作!★★
♪ たとえ姑が鬼でも蛇でも 嫁は素直にせにゃならぬ
どうせ懲役するよなものと 何も言わずにあきらめる
どうせ懲役するよなものと 何も言わずにあきらめる
借りたお金は催促されて 貸したお金は取れぬもの
どうせ浮世はこうしたものと 私しゃいつでもあきらめる(^^♪
頭にくるようなことを、ユーモアを交えながら率直に歌っている。
スゴイナ~の一言です。