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朝の情報番組(テレビ朝日)で「千葉からやって来る行商のオバサン」を見た。
そう言えば、私が小学生だったころ、自宅に行商の女性が月に何回か来ていた。
もうそのころには、近所にお洒落なスーパーもあった。
戸越銀座や武蔵小山商店街も近かったので、
何でうちの母親が、わざわざその行商の女性から買っているのかわからなかった。
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大きな荷物をしょって人懐こそうな中年の女性だった。
背中の荷物からは、手作りの大福や野菜が次々に出て来た。
大福のあんは、まだ小豆の粒々が残っていて「手作り~」という感じが楽しかった。
今回、この番組を見てあの頃を懐かしく思い出した。
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母親はお茶を行商のおばさんへ入れ、二人で世間話をしていたのだろう。
私がそこに居合わせると、「大きくなったね~」などと声をかけられた。
子供だったので、
何だか恥ずかしくそそくさとおばさんの前を通り過ぎたことが多い(笑)
ああいう時代もあったのだ。
世間ではやはり、東京オリンピックで盛り上がっていた昭和の頃だった。
テレビの中の行商の女性は、ちょうど母と同じ年齢だった。