アジア的生産様式

2006年05月28日 | 日々のアブク
 先日,出張先の山奥の宿で奇妙な夢を見た。私はどこかの工場で働いていた。建屋玄関のすぐ脇にある薄暗い作業場の片隅にうずくまるようにして,何か小さなプラスチック部品のようなものを削っていた。何の工場だかはよくわからない。ぼんやり滲んだ蛍光灯の明かりの下で,注意深く慎重に小さな部品を削る。早朝から夕暮れまでろくろく休み時間もなく一日中同じ作業が繰り返される。すこぶる単調で肩の凝る仕事だった。けれど,失 . . . 本文を読む