一昨日の昼過ぎ,町の裏通りを通行中に どこかの知らない犬に襲われて足の脛を噛まれた。Merde! (クソッタレ!)
それは自転車で駅に向かう途中の出来事であった。ある地区の小公園に沿った裏道をゆっくり通り抜けようとした。公園内の様子をチラリと見れば,隅のほうで小型犬が二匹じゃれあっていた。犬種はミニチュアダックスフンドとロン毛のチワワ,いずれも昨今人気のペット犬である。傍らには御年70才前後 . . . 本文を読む
壁のラクガキを眺めているのは,サッカー監督のジーコZicoではございません。多分は50才を少し過ぎた頃のマルセル・ムルージMouloudjiです。彼,この時分はとっても元気があったんですよね。ワタクシも見習わなくっちゃ。とにかく,生きなくっちゃ。 Mais... pourquoi, pour qui? . . . 本文を読む
時々,思わず,クソッタレ! と言いたくなることがある。誰に対してなのか? 多分,それは或る特定の対象に向けてというよりも,不特定多数の世間一般に対して,あるいは,昨今の世界にハビコッテいる「このまっくらな巨きなもの」に対してなのだろうと思う。いい年こいて全然人間できていないが,こればっかりは生まれついてのサガということで,如何ともしようがない。多分は永遠に未完成のままで,やがて消えゆく我が身かな . . . 本文を読む
そんなわけで,アタマのうしろの左耳裏ッ側あたりをポンポンと叩いたところ出てきたのが,たまたまセルジュ・ラマSerge Lamaだったのである。アタマから,たまたまラマ,というわけである(10回言えば早口言葉か)。 けれど当方,いかんせん彼国の歌謡界についての情報量および理解力が絶対的に不足しているものであるからして,そこからさて何が出てくるか,皆目わかったもんじゃない。ゆえに,これはあくまで個人 . . . 本文を読む
長かったゴールデンウィークもそろそろ終わろうとしている。この時期になると,世間一般の働くヒトビトにおかれては,たとえば夜も大分に更けた静謐のひととき,ヒンヤリとした春宵の冷気を我が身にジワリと感じながら,やがてまた「あっちの世界」へ戻ってゆかねばならぬことの切なさ,やるせなさ,もどかしさに訳もなく心揺らぎ,ハァ~と溜息のひとつも吐いたりしていることでありましょう。でもそれは,明日あればこその,あ . . . 本文を読む