拙宅の二階ベランダから西の方角を眺めると,はるか遠くに《富士山》が望まれる。手前に西丹沢の山々の稜線が控えているため,あいにく裾野の下部まで広く可視することは出来ないが,それでもやはり霊峰・富士の眺めは見事であり,威厳に満ちている。まるで富士山を見ているようだ!といった自家撞着を疑問に感じないくらいに,それは美しい。なお,近景を埋め尽くしているゴチャゴチャと混在した工場・住宅群,送電線鉄塔な . . . 本文を読む
拙宅の二階和室から北の方角を眺めると,それこそ「指呼の距離」とでもいえる位置に《相州大山》が望まれる。美しく整った立派な山容で,春・夏・秋・冬いつ見ても飽きることがない。山腹に高圧送電線鉄塔が何基か設置されているのがいささか無粋であるが,この鉄塔を巨大な「火の見櫓」ないしは「常夜灯」風のデザインにでも変えたらソレナリニ見栄えがする景観が創出されるのではないか知らん,などと勝手なことを思ったり . . . 本文を読む