かけっこならアキラには負けないぞー,のタカシ。そりゃまぁ,年長さんですからね! (ウチの近所の急な坂道で)
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階級についての問題。朝,タカシを幼児園に送った帰りみち,日によっては仕出し弁当屋の前を歩いて通ることがある。その小さな弁当屋の前には,たいていベンツのSクラスが舗道全面に乗り上げるような形でデーンと駐車しており,20才くらい老けこんで髪毛の方は逆にフサフサになっちまった西村雅彦といった風貌のオッサンが,ベンツのリア・トランクを開けっぱなしにして,ムッとした顔つきで仕込の食料品のようなものを黙々 . . . 本文を読む
朝起きると,いの一番にビフィールなど飲んで,しかる後やおらオモチャ箱から電車を2台取り出す。1台は近鉄特急アーバンライナー,もう1台は中央線の通勤電車。2台とも先日の幼児園のバザーで各100円で手に入れたお気に入りだ。それから先は,さぁ一人芝居の始まり始まり。誰に見せるでも聞かせるでもなく一人でブツブツ言いながら,あるいは鼻歌など唄いながら,2台の電車をアレコレと操作する。その進路を妨害しようも . . . 本文を読む
今朝,新聞でバルバラ Barbaraの死亡記事を見た。社会面左下のその小さな記事を発見した時,不意を突かれたように驚いた。「急激に進行する毒素感染症によるショック死」という訳の判らない病名が書かれていた。パリ郊外ヌイイの病院にて24日夕刻死亡。享年67才(ホントか?)。あーぁ,とうとう死んじゃったか。
改めて思い返せば,遥か記憶の彼方より様々な歌が次々と浮かびあがっては消えてゆく。それはまる . . . 本文を読む
来春,タカシが入学する予定の小学校(歩いて約50分!)への通学路の途中に,信号機の無い交差点がある。そこは朝夕の通勤時間帯にはほとんど国道246号のバイパスと化していて交通量がかなり多く,小さい子供らの通行にとっては大変危険な交差点である。地元としても,10年以上も前から信号機の設置を市当局に強く要求し続けてきたという。2年ほど前,その問題に関する市の対応の甘さを告発するビラを読んだことがある。 . . . 本文を読む
昨日の夕刊だったか,ペギー葉山が昔唄った《爪》という歌についての想い出を阿久悠が思い入れたっぷりに書いていた。もう40年近くも前の若く貧しい時代のことを蒸し返してはいるのだが,そして私とは基本的に拠って立つ世代も理念も感性もかなり異なってはいるのだが,根底において同感してしまった。歌が人格を形成し,歌が人生を変えるなんてことは決して有り得べからざることであろう。しかし,ある日ある時ある場面で,歌 . . . 本文を読む
現在,我が家の寝室にはかれこれ半年近く主のいない二段ベッドがデーンと置かれている。邪魔くさいといえばまことに邪魔くさい。顛末はこうである。あれは今年の春頃だったか,タカシがオトモダチの家に遊びにいった折り,そのオトモダチが兄弟と二段ベッドに寝ていることを知り,家に帰ってから,ボクもあんな風に寝たいなぁ,とうらやましそうに言った。その思いはちょうど親の目論見ともある程度合致したので,それからすぐに . . . 本文を読む
昨日の夕方,アキラは階段から落ちた。ゴン!とかなり大きな音がするほどにオデコを床にもろにぶつけ,しばらく大泣きした後,やがて泣き寝入りしてしまった由。そして夜7時頃に目覚めると,いきなり嘔吐した。その様子に母と父は少々あわててしまい,取り急ぎ家庭医学の本など読みはじめた。フローチャートに従って診断した結果,取りあえず救急車の必要はない,横に寝かせて安静にしておき48時間程は様子をみること,とあっ . . . 本文を読む
最近のアキラは一体何を栄養源としているのだろうか。例えば,晩の食卓につくと,まずドレッシングのたっぷりかかったレタスを二,三枚つまむ。チリメンジャコを少々ほおばる。ジャガイモ煮があればそれをちょっとだけ噛る。その程度で,はいゴチソウサマデシタッ,と他の3名を食卓に残したままスタスタと居間の方へ行ってしまい,一人で「しまじろう」の本など読みはじめる。あるいは「来た来た特急」の歌などを鼻歌のように口 . . . 本文を読む
我家のすぐ近くを流れる葛葉川のほとりで,1ヶ月ほど前から何やら不明朗な工事が行われている。そこは葛葉川左岸一帯に広がる河岸段丘下部の氾濫原に相当する場所で,まだ背丈の低いスギ植林やカシ,クヌギ,コナラ,それからクルミの大木などからなる河畔林で約100mばかりの川沿いの細長い緩衝地である。引っ越してきたばかりの頃,まだ足元も覚束ないタカシとよくその付近を散歩したものだった(段丘斜面を一人で降りら . . . 本文を読む
川の流れの種類,特性,機能と構造等々を分類・再整理したい。したいんですが,今ちょっと時間がなくて.....(言い訳言い訳)。で,最初は繰り言から始まります。
関東平野の片隅で生を受けた私にとって,幼年時,自分の住む世界は基本的に平らな大地がどこまでもどこまでも続くところであった。ちょうどジャック・ブレルが《平野の国,それは私自身だ》と唄ったそのままの世界。そこでは,山というものは絵本の . . . 本文を読む
それは信じられない快挙である。本日,タカシは市立体育館で行われた『第一回とびうお体操競技大会』というのに参加したのだが,幼児年長組でマットと跳び箱の2種目にエントリーし,そのうちマットの部で得点8.90,何と金メダルを獲得した! それも50人以上の参加者の中でのことだ(跳び箱の部は得点6.55でビリに近い方だったけどね)。確かにここ1週間くらいはほとんど毎日二階で「うしろ回り」の練習を一生懸命や . . . 本文を読む