今日的なミュージック・シーンにおいて若者は大河の本流であり,中年は伏流地下水である

1999年12月24日 | 歌っているのは?
 今日的なミュージック・シーンなるものについての雑感を少々。  比較的最近のことであるが,東北地方の小都市を所用で歴訪した折,駅前広場のそこここにたむろする高校生とおぼしき集団が,二人に一人はグレイだかラルク・アン・シエルだかダ・パンプだかドラゴン・アッシュだか,あるいはマックスだかモーニング娘だか太陽とシスコムーンだか,要するにそういったユーメージンの身なり風采に限りなく近似していることに驚き . . . 本文を読む

サトヤマ・サトヤマ (媚惑的な呪文) ナマネコ・ナマネコ

1999年12月10日 | サトヤマ,サトヤマ
 『里山再発見。人と自然との豊かなふれあい。忘れかけていた“ふるさと”の原風景。自然と一体化した暮しへの回帰.... 』 日々新聞を眺めていると,社説・コラム・社会面・家庭欄・地方版・投書欄と場所を問わず,そういった同工異曲の歌声が,何ともまぁ節操もなく紙面のあちこちから聞こえてくる。そして,かくのごときノーテンキな主張の数々を見聞するたびに,私は気が滅入り,苦々しい思いで満たされる。里山とともに . . . 本文を読む

ゾウミジンコモドキ,あるいはアキラの元気のモト

1999年12月03日 | アキラ
 今年の夏,長野県で湖沼調査を行った際に,仕事とは一応別の極私的な興味からゾウミジンコモドキBosminopsis deitersiの個体変異について少しばかり追跡したことがあった。距離にして約20数kmと比較的近接した二つの湖沼において,ともに動物プランクトンの最優占種として夏季に出現するゾウミジンコモドキ群集であるが,それらの発育サイズや背殻の形態,刺毛の長さ,さらには外見の“キレイさ"など . . . 本文を読む

お絵かき「しりとり」合戦

1999年12月01日 | タカシ
 夜,子供らがお風呂から出てから寝るまでの束の間のひととき,タカシと父と二人で『しりとり・お絵かき』をやった。何でも構わないから「しりとり」で順番に好きな絵を描いてゆき,その絵が何かをアキラに当てさせる。アキラがわからなかったらそこで負け,という他愛ないお遊びであります。毎度毎度,いろんなゲーム?を考え出すタカシである。いちばん最初は,しりとりの「り」からスタート。はい,タカシくーん! というわけ . . . 本文を読む