ヘルマン・ヘッセの名作『車輪の下』をはじめて読んで感激した幼い日から早や半世紀以上の歳月が過ぎてしまった。あぁ,五十年五ッ昔! その第二章冒頭の印象的な叙述は,現在の耄碌・委縮したアタマのなかの記憶からも未だ消え去ることがない。それどころか今でもほぼ諳んじることができるくらいだ。あぁ,甲斐性なし! 折しも当地では,遅まきながら昨日やっと「梅雨明けしたと思われる」との気象庁による公式発表があり,よ . . . 本文を読む
長い月日が過ぎたようでもあり,アッという間の出来事のようでもあり,今あらためて振り返ってみても,種々雑多な営為や行動,充足や蹉跌や悔恨などなど諸々の記憶が徒に混濁するばかりで,既にして何だかヨクワカラナイ状態になっているのだケレドモ,とにもかくにも「電チャリ生活」の一年が経過した。はい,未だどうにか無事に生き永らえております。尤もこの間,丹沢山中で崖から転落して約3週間のブランク期間があった。詳 . . . 本文を読む
日常的に自転車でアチコチを走り回るとき,常にという訳ではないが,首からデジカメをぶら下げて出掛けることが割と多い。人間万事塞翁が自転車,誰もが明日をも知れぬジンセイを日々刻々と生きているが故に,いつ・なんどき・どこで・どのようなシャッターチャンスがあるかわかったものではない(自転車にドラレコなんか付けてないわけだし)。ただし,私個人的には携帯スマホとかを対象物に向けて写真を撮るなんてぇことは結構 . . . 本文を読む