歌が大好きな ヘンテコ・パワフル・キッドちゃん

1998年11月30日 | アキラ
 アキラは歌が大好きだ。ふと気がつくと,いつも何かの歌を口ずさんでいる。のみならず日常的な会話,ちょっとした言葉のやりとり,もっと普通にしゃべればいいのにというような場合にも何故だか急に唄いだすことがある。まるでミュージカルの場面ようにね(不覚にも父は『シェルブールの雨傘』の郵便配達夫なんぞを思い出したりしてしまう!)。  楽しいとき嬉しいときに歌を唄う慣わし,喜びを歌に託す心,それらは明らかに . . . 本文を読む

断食生活,あるいは空中浮遊への道

1998年11月28日 | 日々のアブク
 先々週より毎週1回『一日断食』を行っている。健康のために,というのが一応の名目である。もともと慢性的な肩凝りがあったのだが,最近では時にそれが非常に辛くなってきて,デスク・ワーク(それは長時間ディスプレイを見つめキーボードを叩き続ける単調で不健康な作業が多くを占める)が30分も持続できないことも多い。どうやら脊椎が歪んでいる。バック・ボーンが不安定だ。こりゃいかん。  土・日だと家族で出掛けて . . . 本文を読む

去年は優勝,今年は参加賞 (体操競技大会)

1998年11月24日 | タカシ
 昨年,思いもよらぬ輝かしい成績をおさめてからはや1年,再びめぐってきた『第二回とびうお体操競技大会』において,今年は実力通りにというか順当にというか,参加賞におわってしまったタカシである。  いちおうバカ親の希望的予測としては,「跳び箱」は無理としても「マット」の方は上手くいけば10位以内の入賞にすべり込めそうかな?なぞと密かに期待してはいた。けれど,そうそう甘くはない。バランスでの大失敗が大 . . . 本文を読む

淀川長治の死を悼む (かつて同じ洪積台地の上で暮らしていた者として)

1998年11月21日 | 日々のアブク
 悲しみについて(柄にもなく)  去る11月11日に映画評論家の淀川長治が死んでしまった,そのことが最近少し悲しい。映画評論だって? いやいや,物心ついた頃から現在に至るまでの少なからぬ期間を通じて,私は決してよい映画鑑賞者ではなかったと思う。若年の頃も長じて後も,その見方は一貫していた。スクリーン上に展開される多種多様なドラマのなかから,例えば正体不明の見果てぬ夢にすがりつくセンチメンタリズム . . . 本文を読む

子供における“やさしい心”

1998年11月13日 | タカシ
 タカシは小学生になった今でもひとりで寝ることができない。で,毎晩8時半を過ぎると母か父のどちらか一方が二階の寝室までタカシのお供をして,しばし一緒に添い寝をする。父の場合,寝つくまでの間おもにゲームの話をしたり学校での出来事をいろいろと訊ねたりする。  昨夜などはこんな具合だ。ポケモンの技についてタカシから熱心な講釈を二,三受けたあと,少しの間黙り込んでしまったので,そろそろ眠くなってきたのか . . . 本文を読む

家庭用電気製品についてのヨタ話

1998年11月12日 | 日々のアブク
 先日,我が家のビデオ・カメラが突然壊れてしまった。それは約7年ほど前,タカシが生まれる直前に購入した8ミリビデオで,フジフィルムのFujix FH80という製品である(ソニーのCCD-TR850?のOEM)。当時としてはそれなりの機種で,Hi8対応,8倍ズーム,確か14~15万くらいしたと思う。  恐らく,世間一般家庭に比べると私共はあまり熱心に子供の成長過程をビデオに撮影する親ではなかったよ . . . 本文を読む

今ひとたび《ラスト・ワルツ》を! (ミレイユ・マチユー)

1998年11月07日 | 歌っているのは?
 ここ数日来風邪を引いていて,寝込むほどではないのだが,何となく身体がだるくて仕事がほとんど出来ない状態が続いていた。しょうがないので,家のなかでボーっとしながら本を読んだり片付けものをしたり,時には近所に買い物に出かけたりして,ゆっくりと回復の時を待つことにした。  今日の午後は近所の本屋まで足を運んだ。もともと本屋になら何時間いても一向に飽きない性分なのだが,最近の傾向としては実用書,それも . . . 本文を読む

感性の爆発,理性の欠落,体育会系3才児

1998年11月04日 | アキラ
 幼児園のオオノ・リカ先生によれば,最近のアキラは,何故だか急に“はじけちゃった”そうなんだ。突然奇声を発したり,大声で唄ったり,先生に向かって体当たりジャ~ンプしたり,よじ登ったりなどなど,じつに元気元気。まさに始末におえぬほどタコ糸きれたタコ状態であるとのこと。  そういえば,先日もこんなことがあった。家族で新宿の某テニス・ショップに出掛けた折り,店の片隅にあった等身大の鏡の前で,店内を流れ . . . 本文を読む