はい,夏休みのお約束,タカシとアキラを連れてポケモン映画『ミューツーの逆襲』を見に行ってまいりました。事前に仕入れたタカシのオトモダチ数人からの情報では,海老名市のサティー内にある「ワーナー・マイカル」の評判がなかなか良いようなので,朝方,車を飛ばして海老名まで出掛けた。オトモダチのなかには「苗場プリンスホテル」までハルバル泊まりがけで出掛けてポケモン映画を見たという御苦労さん一家もいらしたよう . . . 本文を読む
さらに鬱々とした日々は続く。5年先,10年先のことを考えるより,今日,明日をどのようにして有意義に過ごすか,そんなことに毎日腐心している。ところで,有意義って,何かね?(菅原文太調で)
その疑問を解く鍵は多分,過去にある。そして私はセルジュ・ラマ Serge Lama唄うところの《赤い風船》という初期の佳作,その心象風景の一断面などをまるで萎んだ風船のように浮かぬアタマで思い出したりする。
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市立図書館に行くたびに,どうも引っかかるモノがある。野外彫刻の件だ。図書館前の広場には,約10年ほど前に開催された「丹沢野外彫刻展」で制作出品された様々な彫刻があちこちに置かれている。そのひとつに,花時計の前に《 石・モノ性の崩壊(for pavement) 》と題された岩山を崩したような彫刻がある。それは大きな花崗岩質の岩が端から少しずつ壊れ,それがだんだん細かくなって雪崩のように舗道の方に広 . . . 本文を読む
本日午前,予防接種(白血病と猫エイズ)の注射をするためにミーシャを病院へと連れていこうと思い,お昼寝中のところを抱きかかえてキャリア・カーゴに素早く入れようとしたら,急に驚いてジタバタと暴れだし,それはもう大変な騒ぎとなった。マタタビやスルメイカを見せて猫なで声で誘ってみても,嫌がって嫌がって騒ぐは喚くは逃げ出すわ,おかげで父は手首と首筋の2ヶ所を引っかかれた。
キャリアが小さすぎるのかと思 . . . 本文を読む
一学期が終了した。あの土砂降りの入学式以来,もう3ヶ月以上が過ぎたわけだ。4月のまだ最初の頃に熱を出して2日ほど休んだが,それ以外は今日までずっと皆勤賞,よくぞ通いとおせたものだと思う。最近ではかなり日焼けして浅黒い顔だちといえるまでになり,しばらくぶりに会う人からは,これがあの軟弱タカシかとビックリされる程である。子供の成長,それは父を驚かせ,父を喜ばせ,そして父をコソバユイ気持ちにさせる。
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ニンテンドー再び(駄文注意)。例によっての恥さらしであるが,今,ニンテンドーのスーパーマリオ64がオモシロイ。とってもオモシロイ! むろん,その思いは父のみならずタカシもアキラも同様であり,父子3人そろって毎日夢中になっている(ゆいいつ母だけは無関心で,終日ひとりで草やら花やらをツンツンしている)。
我が家におけるN64行使規則として,1回につき最大30分,それを平日は1日2回まで,休日は3 . . . 本文を読む
最近,マルセル・ムルージ Marcel Mouloudjiがむかし唄った「バークレーの掃除夫」というフレーズがアタマの片隅に少々引っかかっている。《それが私だ》という題の歌の一節で,こんな風にはじまる。
三流品の風采 ぼーっとした顔付き 阿呆らしい週末
それが私だ
安物の服 不景気な声 間抜けな夢
それが私だ
やくざな街をうろつき うまくだまして逃げ “はやり歌”で生き . . . 本文を読む
意外なことだが,最近のタカシは時々無鉄砲なことをする。例えば,道をあるいていて急斜面の石垣に出くわしたりすると,急に攀じ登ろうとする。あるいは,郊外の丘陵地などを散歩中に突然,細い坂道を思いっきりのダッシュで駆け下りる。いずれもいわゆるボーソーゾク感覚の体現であり,そのような行為により得られるラジカルな身体的快感が何ともタマラナイものと想像される。しかし,根は“痛がり屋”のタカシだってぇのに,こ . . . 本文を読む