本のネット販売について,またはAmazonに巣食うコマッタ業者のこと

2019年11月07日 | 本屋さん
 ここ最近は,新刊図書を購入することが,ほとんどない。というか,新刊本を買うだけの金銭的余裕が,ほとんどない。立ち読みをするために新刊書店にゆくことも,めったにない。というか,当地に存在するいかにもイナカ然とした新刊書店(失礼!)など,置かれている本の種類はまったく多寡が知れており,T.G.L.(Très Grande Librairie)には程遠い。それで,ごくたまに新刊雑誌の立ち読みをすること . . . 本文を読む

ある「自転車本」の末路について

2014年01月14日 | 本屋さん
 久し振りに「我らが貧民の友」の話,すなわち例のブックオフ・ネタを持ち出してみる。何やら寝た子を起こすようなネタ(略してネタネタ)で恐縮ですが,いえいえ,ワタクシ的には単なる備忘録の書き付け(ボケ防止ワークの一環)に過ぎないものでありますゆえ,何とぞ御承知おき下さい。  腰痛にともなう蟄居状態のさなか,自転車で外出できない鬱々とした気分を紛らわすために,室内にて硬軟取り混ぜさまざまな本を読んでい . . . 本文を読む

T.G.L.はカラダに悪い?

2013年07月01日 | 本屋さん
 まずはじめに断っておきますと,エントリー・タイトルはT.D.L.(Tokyo Disney Land)ではありませんので御注意下さい。T.G.L.というのは所謂フランス流にいうところの巨大新刊書店(Très Grande Librairie)の略語である,と以前より手前勝手に決めつけているのだが(実際にはどうだか知らない),例えば東京都内であれば紀伊国屋(新宿),ジュンク堂(池袋),丸善(丸ノ内 . . . 本文を読む

ブック・オフの店内で,若い女性に声をかけられる...

2013年05月20日 | 本屋さん
 我らが貧民の友(またかぃ!) ブック・オフでのエピソードなどを少々。  一昨日夕方のやや遅い時間,自転車活動の途中でブックオフ某店に一寸立ち寄った。休息がてらボンヤリ本棚のあちこちを眺めていると,店内の一隅で,年の頃20代と思われる女性が踏み台にちょこんと座り,何やらひとりブツブツ言いながら本を読んでいるのが目に留まった。なんだか変な感じだな,と思っていると,あやや,お互いの目があってしまった . . . 本文を読む

我らが《貧民の友》を蹂躙するフトドキな諸君のことなど

2013年02月03日 | 本屋さん
 前回,《ブック・オフ》の店内に流れるBGMについて記したその流れとして,性懲りもなくまたヤボを承知で,再度ブックオフに関して,最近思うところを少々述べさせていただく。標題にまつわるヨタ話であります。  相変わらず自転車で盆地内外のあちこちを徘徊する日々を過ごしている。行き先は,大体が「その日まかせの風まかせ」なンだけれども,大きくは三つに分けられる。盆地内をチョロチョロする場合と,山中へと分 . . . 本文を読む

電子書籍という新世界 (遅ればせのキンドラー?)

2012年12月26日 | 本屋さん
 前回のエントリーで携帯電話を最近解約したことを記したが,私の場合,それによって年間で約2万円の節約となった。ここ1~2年は通話,メールとも利用頻度が非常に少なくなっており,またWEB閲覧なども全く利用していなかったため,世間一般の方々に比べれば全然大した額ではありません。これがウチの長男なんかになると,デザイン関係の諸活動でかなり頻繁にiPhoneを利用しているようで,毎月のケータイ支出は1万 . . . 本文を読む

神奈川県立川崎図書館が廃館になりそうだ。。。(怒&涙)

2012年11月08日 | 本屋さん
 クソッタレ! と,いきなり冒頭から言わせていただく。標題の事案に対する私の素直な反応だ。もちろん,その品のない言辞を発する相手は神奈川県教育委員会なんかじゃない。県政のトップに相も変わらずノウノウと居座っている腹黒恵比寿,もといクロイワ某に対するものである。何度言ったところで暖簾に腕押しで詮無いことかも知らんが,それでも言うべきことは断固として言わねばならぬ。 クソッタレ!  つい先程のこと . . . 本文を読む

『新校本宮澤賢治全集』完結を祝して  -なんてタイトルじゃ,ダメ?

2009年10月16日 | 本屋さん
 今年の春,『新校本宮澤賢治全集(全19冊)』が全巻完結した。1995年の刊行開始以来10余年を経てようやくの完結である。最後から2番目の巻が出たのが2001年のことだから,それから最終巻までには8年間ものブランクがあったわけだ。その間ヤキモキしていたであろう関係者の方々は,ここに恙なく全巻を刊行することができて,さぞやホッとしていることでありましょう。私だって大変嬉しい。  前にも記したことが . . . 本文を読む

公共図書館から消えた本たちのゆくえ

2009年03月06日 | 本屋さん
 『福岡県立大 本返却しない学生の卒業証書保留』という見出しの記事(by毎日新聞)が,昨日のインターネット・ニュースとして配信されていた。何でも,同大学の今春卒業予定者のうち21人が,付属図書館で借りた本(計51冊)を再三の督促にもかかわらず未だ返していないとのこと。さらに,大学の調査では一昨年には28人が計58冊を返却せずに卒業してしまったとのことだ。わかります,わかります。大学側のイライラも, . . . 本文を読む

プラス・マイナス 仕合せの在庫はいくつ?

2009年02月26日 | 本屋さん
 ここ数年来ずっと,欲しいなぁ~,と思っていた本がある。2003年にイギリスで刊行された昆虫関係の本である。当時はその価格が約2万5千円(邦貨換算,以下の価格表示も同様)だったので,そうオイソレとは即決購入するわけにもゆかなかった(他にも欲しい本は山ほどあるわけですから)。いちおうAbeBooks.comなどでネット古書店の情報等にも目を光らせていたが,ほとんど新本に近い価格でしか出ることがなかっ . . . 本文を読む

そして古書は廻る (たといそれが稀観本であれ雑本であれ)

2008年04月11日 | 本屋さん
 つい一週間ほど前のこと,ある古本屋さんで今から約50年前に発行された本を購入した。いや別に,またぞろ「ブックオフ・ネタ」をブリ返そうとしているわけではなく,これは某専門古書店から新しい目録が当方宛てに送られてきて,そこに掲載されていた本を注文購入したという話であります。本のタイトルは『陸水動物実験法』,著者は元・京都大学大津臨湖実験所所長にして日本陸水学会会長であられた上野益三さん,出版社は医学 . . . 本文を読む

『どくとるマンボウ昆虫記』が,ナンダカンダで16冊

2008年02月12日 | 本屋さん
 かれこれ40年ほど前の話になるが,京浜工業地帯のドマンナカにある高等学校に通っていたとき,二学年の現代国語の授業で「あなたの好きな作家と愛読書は?」という設問を受けたことがあった。そのとき私は,北杜夫の『どくとるマンボウ昆虫記』が好きですと答え,国語教師の軽い失笑を買った。まだ20代後半のちょっとイカした女性教師であっただけに,我が稚き心はそれなりに傷ついた。何を隠そう,中学から高校にかけての一 . . . 本文を読む

サヨナラ,貧民の友

2006年03月31日 | 本屋さん
 現在,わが家族が住み暮らしている首都圏辺縁部に位置するこの小都市には,毎度おなじみ貧民の友「ブック・オフ」が2店舗も立地している。それぞれの店は,当市が拠って立つところの山間盆地の東寄りと西寄りの場所にあり,両者の距離は地図上の直線距離で測ると3.7km,実際に道なりに辿れば4.6kmほどである。ここで,当該2店舗を東のA店,西のB店としよう。拙宅の所在地は,地図上ではA店-B店を結んだ線を底辺 . . . 本文を読む

ブック・クラブからブック・オフへ,ダイエーからダイソーへ

2003年09月19日 | 本屋さん
 先日の続きで,古書店の値付けに関する話題をもう少しだけ追記しておく(ちょっとシツコイかも知れないので,興味のない方は無視して下さい)。  最近,やはりインターネットで古本屋さん関係のサイトをあちこち覗いていたら,『関東州及満州国陸水生物調査書』(川村多実二・編)という1940年(昭和15年)に刊行された調査報告書が,な,な,な,な,何~んと,20数万円で売りに出されているのを見付けてビックリし . . . 本文を読む

ネット古書店のカンチガイ商法

2003年09月06日 | 本屋さん
 インターネット商売の功罪。あるいはフローとストックについて。  別に当方,古本屋さん全般に強いて恨みがあるわけではない。ただ,いかにも知ったフリをしながら斜に構えて無知な客に対して教育的指導をかまそうとする(一部の)古本屋オヤジの商道徳,というか頑固一徹カンチガイ商法はかなり見苦しい,ということを小声でブチブチいってみたいだけだ。  ことの発端は,比較的最近,ヴィダル・ドゥ・ラ・ブラーシュ . . . 本文を読む