ここ数日のあいだ病に伏していたミーシャが,家族全員の切なる祈りの甲斐もなく,一昨日の未明にとうとう死んでしまった。15年と1ヶ月と5日の生涯,猫としては長いのかも知れないが,家族の一員としてみればそれはまことに短い命であった。12月25日,クリスマス。その日はタカシの13回目の誕生日でもあり,喜びと悲しみの交錯する辛い一日となった。
死んでから2日が過ぎた今,改めてミーシャが写っている昔か . . . 本文を読む
ミーシャはもうじき15才の誕生日を迎える。おお,十五年の歳月よ! 季節が流れる,お城が見える,なんて科白が思わず口をついてしまうほどに,東急ハンズ二子玉川店での初めての出会いから,はや15年にもなろうとしているのだ。ものの本によれば,ネコの15才はヒトの年齢に換算すると凡そ90才に相当するのだという。そしてこの先,1年ごとに5才分の年をとってゆくらしい。それじゃあネコは,いったい何歳まで生きるの . . . 本文を読む
さてさて,そこでミーシャの近況なのだが,,,,,,, もう,「モーモーマクラ」なんかは必要としていない。夢みる頃はとうに過ぎたのだし,最近では近所のノラ君たちもちっとも遊んでくれないし,アキラはマンガとゲームに夢中の日々だし,たまの来客はまるで奇妙な調度品でも見るかのように眺めるし。よーし,こうなったら何処でも構わないから意地でも寝るっきゃなーい。 というわけで,家の中のあっちこっちで,1日20 . . . 本文を読む
それにしても,前回,ミーシャの日常が記録されたのは何と1年半以上もムカシのことになる。管理人のズボラといえばそれまでですが,ご心配なく,当のミーシャはその後もず~っと極めて平凡かつ平穏な日々を過ごしております。最近では,父からプレゼントされた「秘密基地」がことのほかお気に入りのようで,大体はそこにデーンと腰を落ち着けてダミンをムサボッテいることが多い。そう,こんな感じで;
一番てっぺんの . . . 本文を読む
ところで,お宅のミーシャ君は最近お変わりありませんか? ある人からそんな風に聞かれた。ミーシャのページがちっとも更新されないものだから,多少とも心配される方も訪問者のなかにはおられるかも知れません。
はい,お陰様で,何とか無事に生きております。週に3回程度は居間や廊下でゲッコをし,月に3回程度は和室の畳や座布団の上でウンチをする,そんな困ったちゃんではありますが,彼女は彼女なりに充実した毎日 . . . 本文を読む
最近,何だか家の中が急にボロボロになってきたような気がする。風化のスピードがいや増してきたような気がする。我が家は築9年の中古物件を5年前に購入したので,現在は築後14年を経た住宅である。前の所有者は非常にキレイに住んでいたようで,購入時はせいぜい築4~5年くらいにしか見えなかった。それが現在,ほんとうにボロボロ状態なのであります。その第一の原因は,ミーシャ,君だってば! 他にもいろいろと原因 . . . 本文を読む
オトモダチづきあいも度が過ぎると少々困ったことになる。昼間,こんなことがあった。
午前中,いつものように二階で仕事をしていると,部屋の外のそう遠からぬところからフギャフギャフギャー!と大きな悲鳴があがった。何事かと驚いて部屋を出てあちこち探索してみると,なななんと!寝室の隅っこの方に「黒ちゃん」がちゃっかりと座っており,こっちを睨んでいるではないか。一方,お相手たるミーシャはどこにも見当たら . . . 本文を読む
本日午前,予防接種(白血病と猫エイズ)の注射をするためにミーシャを病院へと連れていこうと思い,お昼寝中のところを抱きかかえてキャリア・カーゴに素早く入れようとしたら,急に驚いてジタバタと暴れだし,それはもう大変な騒ぎとなった。マタタビやスルメイカを見せて猫なで声で誘ってみても,嫌がって嫌がって騒ぐは喚くは逃げ出すわ,おかげで父は手首と首筋の2ヶ所を引っかかれた。
キャリアが小さすぎるのかと思 . . . 本文を読む
ここ2週間ほど前からほとんど毎日,ミーシャのところにオトモダチがやって来る。朝な夕なに,さらに夜中にも。オワ~~,オワ~~,オギャ~~,オギャ~~,といった声も賑々しく。声の主は『黒ちゃん』である。先日など台所から家の中にまで上がられて,おまけにスプレーのオマケまで頂戴した。ミーシャも結構気になるのか,声が聞こえるとすぐさま窓際まで駆け寄ってゆき,外の様子に耳を澄ましている。でも,外に出せばヤラ . . . 本文を読む
今朝トイレに入っていると,家の裏手からウギャ~,ウギャウギャ~といった断末魔の叫び声が聞こえてきた。毎度のことではあるが少々気になり,所用を済ませた後に家人に事の次第を確かめてみると,ミーシャがヨソの子に襲撃され飛んで逃げて帰ってきたとのこと。毛があちこちに散ってはいるが,大丈夫,血は出てないみたいだ。相手は『黒白ちゃん』であったそうな。
黒白ちゃんの他にもミーシャをいつもイジメルる近所の子 . . . 本文を読む
3日ばかり前,業者に頼んで居間の床をカーペットからフローリングへと変えた。工事は丸一日がかりとなり,その間ミーシャはずっと二階の納戸で小さくなっていた。完成後,それを喜んだのは恐らく父と母だけ,特に父は動物園のツキノワグマのごとく狭い室内をニコニコしながら行ったり来たりした。母は母で,どんな敷物を買おうかしら,などとルンルン思案中。一方,タカシとアキラは別にそんなものドーデモイイヤイといった風情 . . . 本文を読む
ミーシャはもうじき8才になる。振り返りみれば,生後まだ2ヶ月頃からの,まことに長~い付き合いである。8年前の冬の日,二子玉川の東急ハンズで里子としてもらい受け(手数料500円也),ちっちゃなダンボール箱に入れて田園都市線と小田急線とを苦労して乗り継いで当時住んでいた大和市内の賃貸マンションまで連れてきた。そしてイヌネコ禁止のマンションにおける密やかで楽しい暮しが始まった。トイレを躾け,動物病院で . . . 本文を読む
夕方,裏のお宅のオバサンに声をかけられていた。それも猫なで声で「ミーシャ,おいで~。ホラッ,こっちにおいで~」などと呼び寄せられていた。最近におけるミーシャの放浪僻を周囲の人々がどのように思っているか,少々気になっていたのだが,あーあ,とりあえずは良かった良かった。シッシッなどと邪険に追い立てられたりせず,水や砂を掛けられたりもせず,むしろ愛想を振りまかれたりしている。この幸せ者が!
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最近,外出するのが日課になった。朝食を済ませるとすぐさま,行ってきまーす! とばかりに自ら網戸を開けてイソイソと出掛けてゆく。新たな寝床を何処に見出したのかな? 隣の芝生はキレイかな?
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今日の午前,ミーシャは隣家の原付バイクの下で寝そべりながら幸せであった。そこはちょうど日陰になっていて,地面は小砂利,風通しもなかなか良さそうな恰好の避難所ではあった。これこれ,お隣のオジサンかオバアチャンに遭ったら,ちゃんと挨拶して,それからアリガトウも言うんだよ。
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