栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

錦木

2015-02-20 09:49:01 | お箏

『菊原初子 三味線 組歌全集』から ≪錦木(にしきぎ)≫を聞かせていただきました

♪夫は、錦木、取持ちて、閉いたる門を叩けども~・・・と歌の言葉による曲名のようです

三絃は、軽やかにリズミカルで、太く艶やかに響く歌声がとても心地よくて・・・
でも・・・
私が聞き取れたのは、
♪おっとは にしきぎ とりもちて さいたるかどを たたけども 内に答ふる 虫の音の
思ひきろやれ 恋の道・・・というところだけでした

     

今日は、このバッグに楽譜を入れてお稽古してきます(オヤツは食べていきます)

     

お雛様の頃に着てみたい着物ですが年齢的に無理があるかな~?  

謡曲≪錦木≫ 

現在で言えば、秋田県でしょうか?
昔々・・・
男が女に恋をすると≪錦木≫をつくり、想いをよせる女性の家の前に置いて告白をします
承諾すれば≪錦木≫を家の中に取り入れ、そうでなければ、そのまま放置しておきます
諦めきれない男性は、ただひたすら≪錦木≫を置きつづけ、三年間も積み上げ続けた男性もいて
錦木は≪千束(ちづか)≫になりぬ今こそは・・・と詠まれています・・・

都から遠く離れた陸奥国を舞台に、若く純朴な恋の物語

コメント (2)