栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

Induction Heating!

2005-09-22 20:55:44 | お花の写真
ヒルガオ科オーシャンブルー「綺麗な写真ですね」と写真やさんに
褒められた一枚です。

身の回りに電磁調理器が増えたように思います。

友人のイニシャルIHと、IHインバーター付き・・などという
宣伝文句が結びついて、妙に嬉しくなってしまうことがあります。

今日は、東京在住のIHさんと電話でお喋りをして、
松山のIHさんとはお買い物、私を熱くさせてくれるお二人です。
10年前、
東京IHさんに「何か、お好きなものに・・」とお祝いをいただいて
スカイロケットの苗木を買いました。5年過ぎて一本ずつ枯れて
しまい、何か記念のものにしておきたかったので
お友だちの大工Mさんに頼んでラティスを作ってもらいました
(防腐剤のペンキは丁寧に2度塗りしました。気分はアーティスト!
私のした仕事とは思えない仕上がりに満足)
そこへ、絡ませたのが写真のオーシャンブルーです。

IH炊飯器で炊いたご飯、今夜は特別美味しく感じました。

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ほご

2005-09-21 21:46:17 | お料理
  JR松山駅・『瀬戸の花嫁』のメロディが流れています。
  乗り込んだワンマン列車の車窓からデジカメでパチリ!
  長いデッキブラシで洗ってもらっている電車を見ました。

今日は、《ほご》をいただきました。
瀬戸内ならではの美味しい魚です。

お酒のアルコール分をとばして、切れ目を入れた昆布
醤油、みりんを少し、《ほご》を並べて
落し蓋で煮ます。
「ブタの落としぶた」をご存知でしょうか?シリコンゴム製の
 優れものです。ラップ代わりに食器にかぶせて
 レンジでチンすることも可能です。
 (ぶたさんの顔ですから、可愛そうな気もします)

煮魚だけでなく
煮汁は、山芋をセラミックのおろし器できめ細かく
すりおろしたものに加え、とろろ汁にします。

ほぐした身も少し入れて、《ほご味、やまかけどんぶり》
完成!ご飯がすすみます。
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糸瓜忌

2005-09-20 17:02:20 | Weblog
9月19日は松山市出身の俳人、正岡子規の命日です。
末広町の『正宗寺』や道後の『子規記念博物館』で
子規をしのんでの行事が開かれたようです。

正宗寺・子規堂へは、よく出かけて行きます。
(ご先祖さまのお墓がありますので・・)

『朝寒や たのもとひびく 内玄関』
正宗寺の住職は、子規の俳友だったそうですから
「たのもう~」と訪ねていかれたのでしょう。

今日になって・・
箏曲楽譜:手ほどきのための『坂本勉小品集』第ニ集に
『ばらの芽』という曲を見つけました。
  
   くれないの くれないの
    ニ尺のびたる ばらの芽の
     針やわらかに 春雨のふる (正岡子規)

23小節の練習曲、春雨の時期ではありませんが
Mちゃん、Sちゃんとひいてみようと思いました。

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聞き分ける

2005-09-19 14:17:03 | お花の写真
     エンジェルトランペットが次々に咲いて
       優しい音が聞こえてきそうです。
 (娘が小、中学校で《吹奏楽》を体験した記念に植えたものです)

吹奏楽部の活動に密着取材したテレビ番組を
ご覧になった方も多いと思いますが・・
全国大会を目指す高校生の活動ともなると・・
私は、その迫力に圧倒されてばかりでした。
『不正確な音ほど上達を妨げる』
『チューナーに頼りっぱなしになるな、自分の耳で聞き分けろ』
『他の楽器に助けてもらうところじゃない。一人ずつやってみろ』
『大事なところだ、聞かせどころをはずすな』
叱られている生徒さんになったような気がしてしまいました。

情けない話ですが
気持ちの悪い音に気がついても、どうしていいかわからなくて
困ったり、ひどい時には、合奏できているのかどうかさえ
わからなくなったりしますので・・。

『高校時代、一日3時間はピアノの練習をしたよ』と
話してくれた友人のことも思い出しました。

お箏の《十三本の絃》と仲良くしようと思いました。
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月見る月は・・

2005-09-18 14:38:16 | お花の写真
   庚申庵お庭の写真です。萩とススキ・ステキ!
今宵は、あちらこちらで『中秋の名月』を楽しまれることでしょう。
昨夜も花火の音が響いていました。
 松山では、ススキや秋の収穫物を供え
 この時期《いもたき》というサトイモと鶏肉を使った
 煮物料理を食べながら、月を愛でる習慣があります。
我が家から、そう遠くない重信川河川敷での花火だったようです。
 河川敷は、いもたき会場になります。ご家族や、お友だち同士、
 大人数のグループでの、楽しそうな食事風景を目にします。
 懐中電灯で鍋の中身を確かめている微笑ましい姿も見かけます。

今夜は、松山城二の丸庭園や
庚申庵でも観月会が開かれると聞いています。
庚申庵は、江戸時代の俳人栗田樗堂の草庵で、2000年に
解体修理、復元され史跡庭園として活用されているようです。

私も、ここ数日《などか知らねど ものおもわする秋の月》を
眺めることにしましょう・・
映画監督ロバートワイズ氏のご冥福を祈りながら・・

先ずは、お団子作りから。
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みかん山からデパートへ

2005-09-17 23:14:45 | お出かけ
夫婦仲良く、ワンマン列車で浅海へ出かけました。
みかん山の草取りです。

つくつくぼうし、すずむし、きりぎりす、こおろぎ・・
の盛大な応援歌を楽しみながら
露草、えのころぐさ(猫じゃらし)等
懐かしい植物と格闘すること2時間半、父の駆除作業も
一段落したので、早めに切り上げました。

JR松山駅から、数ヶ月ぶりに『三越松山店』に行きました。

色彩の魔術師PaulGuiramand
ポール・ギアマン氏に遇ったのです。
私の中では、東京在住時に買った図録だとかカードだとかの
イメージしかなかったので「おじいちゃんなんだ~」と思いましたが
もう79歳だそうです。

目がハートになっていたのでしょうか?
パンフレットにサインもいただいたんです。
作品を購入したわけでもないので・・恐縮・感激です。

 四国初の個展23日まで《6階美術ギャラリー》

5階文具売り場で、万年筆フェア開催中(30日まで)
今日から19日までの3日間は、万年筆クリニック開催、
専門家の先生が修理をしてくださるというのです。

夫から贈られたウォーターマンの万年筆が書けなくなっていて・・
それでも持ち歩いていたので
迷うことなく、見ていただきました。

すっかり元通りです。
万年筆で書いた文字は、綺麗に見えると思うのですが
気のせいでしょうか?

舞い上がった気持ちのまま、最後は7階催物会場へ
《暖簾に生きる江戸の味》の中から
銀座直久の醤油ラーメンを選び
「ラーメン鉢、小ぶりになってるネ」と、懐かしく
美味しくいただきました。
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すだち・スダチ・酢橘・巣立ち

2005-09-16 23:56:23 | お料理
スダチをたくさん貰いました。

紅茶に浮かせて・・いい香りです。
レモンの代わりにケーキやクッキーにも使います。

白菜漬けに鰹節をかけ、その上からギューッと絞って
ひと混ぜしてパクパク食べます。

ドレッシングとして洋風サラダにも、合わせ酢のスとして
和風にも使います。

お吸い物には、皮を・・。


今日は、ゼリーとシャーベットを作りました。
つまみ食いの段階では絶品です


☆日本漢字能力検定協会:ユニーク誤変換、初の年間賞発表
海外に住み始めた友人に地区陸上大会の様子を知らせるメールが
貝が胃に棲み始め・・・チクリ苦情大会・・ナンテコトニ

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夢違観音

2005-09-15 23:14:23 | お出かけ
愛媛新聞創刊130周年事業
『聖徳太子と国宝法隆寺展』に行きました。
<平成17年8月13日~9月19日:愛媛県美術館>

殆んど毎日のように連絡を取り合っている
恋人のような?お喋り友だちIHさんと一緒です。

仲良く順路に沿って説明を読みながら・・お互い
久しぶりのお出かけ、久しぶりのひと時を共有。

国宝観音菩薩立像:夢違観音の所に来ました。
90センチ弱の小柄で優しく・・少し少年っぽいお顔が
さわやかで
本当に、悪夢をいい夢に変えてくれそうに思いました。

彼女が小声で「左手に何を持ってるんですか?」と一言
私は、「エ?アッ・ウっ・・」返答に困って・・
観音様に聞いてみよう!と言いそうになりました。
小さな小さな水瓶に何が入っているのでしょう

飛鳥時代から、ずっと変わっていないという
お姿にゾクゾクしました。
「木で作られた仏様が仏像だ」と言うような思い込みが
ありましたので、ケースの中の「銅の観音様」の
温かく柔らかい感じに驚いたからです。

伊予の国と法隆寺のかかわりの深さにも驚きました。
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祖一と久仁女

2005-09-14 22:31:57 | おやオヤ親
デジカメでパチリ
久仁女作の水夫です。可愛いでしょう?
母の針仕事に、いつも感激します。

この船を手作りされた方がいらして・・

「水夫さんを乗せてあげたくなった」と
5センチくらいの働き手を何人も縫い上げたのです。

倭船も水夫も来夏まで一休みしてもらいましょう。


○煉瓦落し台風去りにけり 祖一

○虫鳴くや刈草積める畑の隅 久仁女



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おことのことノート

2005-09-13 11:26:41 | お箏
タイトルは、K公民館の生徒さん用に作っている資料です。
「ナニコレ?オトコノコト・・?」反応は、色々です。

栄子ママの箏だより・・
《箏》の文字が、変わってるけど、
こだわりがあるのかしらと尋ねられましたので・。

昔、《コト》は、弦楽器の総称として使われていたそうです。
私は、膝に「長方形の箱型の物」を乗せている埴輪の写真を
見た事がありますが、皆様は如何ですか?
教科書には載っていないのでしょうか?

復元されたものがあるかどうかわかりませんが、
この箱型のものが、日本古来の和琴(わごん)
と呼ばれるものだそうです。
箏(そう)と琴(きん)は、別種の楽器です。

琴は、柱(じ)を使わない7弦の楽器のことで、
平安時代以降すたれてしまったようです。
でも、宮尾登美子さんの小説で有名な一弦琴は、この仲間ですよね。

私たちがお稽古している13弦の楽器が「箏」で
柱(じ)を立てて演奏する楽器なのですが、
一般的に《こと》と呼びますので、琴の漢字が使われています。

常用漢字に含まれていない《箏》を《こと》と認識し
私たちは、愛情を込めて《お箏》と呼んでいます。

栄子ママの箏だより・は、お世話になった方たちに
近況報告しているつもりで・・エイコママの事を
書いています。
お箏のほうは、ちっともお稽古できていなくて
A先生にも申し訳ないのですが、
自宅に三人の生徒さんが来てくれるようになりましたので
続けていきたいと思っています。

Sちゃん、Mちゃん、Nさん、どうぞよろしく。
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