7月29日(木)午前
第6回講座「芥川・淀川水系の魚たち」
講師:環境省希少野生動物種保存推進委員 横山達也さん
場所:あくあぴあ芥川 3階多目的ホール
水をとおして私たち人間と魚たちの命はつながっている。
淀川の水が世界に誇れる大阪の安全でおいしい水道水になっていく経緯の説明。
淀川特有の自然環境、淀川水系の水環境の今と昔の比較、現在の淀川の姿等。
淀川のシンボルフィッシュ「イタセンパラ」の驚くべき繁殖生態。
イタセンパラは淀川の四季を通じた水環境に最も特化した魚である。
イタセンパラが繁殖し成長し続けることの出来る環境は淀川の多様な環境に支えられている象徴である。
地域を流れる芥川は淀川の魚たちの産卵場所や成育場所であり淀川の生物環境を支える貴重な河川である。
芥川に生息する代表的な淡水魚(一般種・絶滅種・希少種)の紹介がありました。
午後
第7回講座「芥川の淡水魚の採取と観察」
講師:午前と同じ
場所:あくあぴあ芥川周辺
「たかつき環境市民会議」の水環境保全グループの方に魚道整備や魚の取り方についてご説明頂く。
横山さんによる投網の実演。
川に入って生き物を採取。
残念ながらアユは採れませんでしたがオイカワ(オス、メス)・カワムツ・カマツカ・カワヨシノボリ・ムギツク等が採取出来ました。
採取した魚や生き物について横山さんに解説して頂きました。
暑い中ではありましたが、童心に帰り机上では味わえない経験が出来ました。
8月の講座は大阪府に緊急事態宣言が発令されましたので休講となります。