2023年1月19日(木) 9:30〜14:30
令和4年度 自主観察会 「大阪市自然史博物館見学会」
自主観察会は受講生の自主観察委員会主導の元に開催される恒例の観察会です。
今年度は委員会の人数も少ない中 とても丁寧にプランを立てていただき楽しくてためになる博物館での1日を過ごしました。
まず午前中は大阪市立自然史博物館 植物研究室の学芸員 横川昌史様の講義
「大阪の植物 最近の話題」をテーマに、たくさんの植物を教えていただきました。
大阪府で初めて見つかった在来種のグンバイヒルガオやリュウノヒゲモ!
絶滅したと思われていたクマガイソウやコキンバイザサが大阪で見つかる!
最近増えてきたとみらるタシロランやヒメミズワラビ!
新たにやってきた外来植物 オオバナミズキンバイ!
この環境大学で講師としてお馴染みの高田みちよさんが、大阪では絶滅したとされていたコキンバイザサを茨木市で見つけたというニュースや高槻の外来植物に対する対策への高評価などもお聞きして私たちは我が事のようにとてもいい気分で講義に聴き入りました。
その後、玄関前のホールで鯨の骨格標本を宙に見上げながら 今話題の鯨の淀ちゃんの大きさなどを想像しました。
引き続き特別展の会場に移動して
特別展「大阪アンダーグラウンド」についての一部分
私たちの足元一番近い地面の下の植物について解説していただきました。
いつも風に揺れる笹として目にするモウソウチクの地下茎の様子は圧巻でした。
午後は集合時間まで自由散策の時間となりました。
寒波の迫る中お天気にも恵まれ植物園ではツバキやサザンカ、ロウバイが見ごろとのことでしたが時間の都合でみんなで観察することはできませんでした。
あらためてまた来てみたい場所となりました。
次回講座 2月2日(木)第30回講座(最終回)
午前「これからの都市・まちづくりのあり方」
講師 近畿大学 総合社会学部教授 久隆浩さん
午後 ワークショップ