高久側手前が上り列車に対して10‰の上り坂、黒田原側手前が下り列車に対して10‰の上り坂。橋梁を挟んで両方に同角度の複合勾配地点を疾走するナナゴの重連貨物を切りとる事に物凄く熱中したことがあった。時には寝なきゃいけない明けと泊まりの間の時間に重たい機材を担いで文字通り「寸暇も惜しんで」撮りに行ったこともあった。
( ゚д゚) お陰で色んなカマの組み合わせで撮れたけれどな。
この日は非番だったか、泊まり勤務前だったか・・・
埼京線の大宮方面ホームでカマ次位にECO-LINER 31の姿を確認。黒磯から何が来るのか期待して大宮から東北新幹線「なすの」で移動する。那須塩原で降りてそこから211系で黒磯へ、さらにそこから701系2両の郡山行きで黒「だっぱら」まで。
黒磯を出てすぐに交流機々留線にいるナナゴ達がが見える。上野方は土崎赤の123と判ったが肝心の仙台方のナナゴは・・・原色機の109。検査期限がちょっと残ってたのが幸いして、中越大地震の時の臨貨運転等のカマ不足のため、解体のため留置されていた八戸貨物から呼び戻されて現役に戻った奇跡のカマだ。コレは気合いが入る。
大急ぎで黒田原の駅を降りて高久方の下りポイントまで走り、すぐに三脚を立ててレンズを据えて待機、モードラ一連射。贅沢をいえばバックに那須連山が入ればよかったけれど、雪がまだ降ってくるくらいだったから、しゃあない。
ほかにまだ原色機はいたけれど原色機先頭で撮れた4085レは2005年3月改正体制ではこの時が最初じゃなかったか。のちに129、136、1039の順で撮影していくことになるけれどそれらについてはまた後日。
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