(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

テケレッツのパァ。

2020年11月05日 | ネットあれこれ
 吉田日出子女史が、いいとも!に出てた頃に初めて聞いたこの頓珍漢な呪文みたいな言葉。
 どうも「死神」って噺が由来らしいんだが、近年この噺のオチの部分をいじりまくってるみたいで、色々面白おかしくて、腹筋崩壊したwww

移し替えを成功させた後に安心して気が抜け、思わずついたため息で火を吹き消してしまい、それに死神が呆れ返って「てめぇで消しちまいやがった」と悪態をつく(三遊亭好楽)。

7代目立川談志は、自著の中で「死神が意地悪をして、せっかくついた火を吹き消してしまう」という最悪のパターンを作り出した。

立川志らくは、一度は火をつけることに成功するが、死神が「今日がお前の新しい誕生日だ。ハッピバースデートゥーユー♪」と言うと、男がつられてバースデーケーキのノリで自ら火を吹き消してしまう、というパターンを作った。

5代目三遊亭圓楽は、前に倒れ込んだ後で自身の体の上に緞帳が降りてきてしまい、降りた緞帳から首だけ客席側にはみ出た状態になってしまうというハプニングに見舞われ、「じゃあ、バイバイ」と言ってオチをつけたことがある。これは、その日の前座であり、客席や舞台の照明をすべて落とす(すなわち、本来のオチのタイミングを全て任されている)役割でもあった伊集院光(注:初代・三遊亭楽大)が、緊張のあまり誤って客席に近い位置に座布団を置いてしまっていたことが原因。このオチについて、当事者である伊集院は「古典落語初の"バイバイオチ"(にしてしまった)」と発言している。

6代目三遊亭円楽は、火をつけるのに成功し「これで枕を高くして眠れる」と喜ぶ男に、死神が「ゆっくりお休み、そして目を覚まして枕元を見てみろ。俺が座ってらぁ」と語るオチをつけた。また蝋燭の洞窟のくだりで「緑色の今にも消えそうな蝋燭」を示して「それが歌丸だ!放っておいたってすぐ消える」という、『笑点』におけるいじりネタを持ち込んだ。

笑福亭鶴瓶は、この噺の設定自体を変えて老人の死神を美しい女性にし、「主人公の男の幼馴染で、初恋の相手である男を助けるために現れた」という恋愛物の要素を盛り込んだ筋にしている。サゲは、男にかつて想いを寄せていたことを告白し、男もまたこの女に想いを寄せていたことを告げ、二人は両想いだったことがわかる。それを知った男は自ら命の蝋燭の火を消して死に、それを見た女が「あぁ、これで一緒になれた」と漏らす。

 いやぁ・・・鶴瓶師匠のはさておき、他が酷すぎて(褒め言葉)こっちも命が尽きそうですた。

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