２０２１／０９／２７ ＣＳＩ：ニューヨーク８「奪われた人生」

ＣＳＩ：ニューヨーク８「奪われた人生」 判事が襲撃で殺され、ロシアマフィアの仕業と疑われる。

マック　チーフ（ゲーリー・シニーズ）
ジョー　犯罪分析のスペシャリスト
ダニー　不屈の精神
リンジー　天性のタフさ
ホークス　鋭い観察眼
フラック　熱血漢
シド　検視官

［事件ａ］
コルシカ判事　犠牲者
ヴィターレ・バーシェイ　元ロシア軍人
パーヴェル・ダンショフ　ロシアマフィアに通じる
ニック　自転車の持ち主
トミー・ヒル　ニックの同僚
ネルソン　更正施設の所長

［事件ｂ］
アリー　レイプされた女性
ジョン・カーティス　レイプ犯
マシューズ上院議員
セリーナ　議員の娘。レイプ被害者

起：判事が襲撃で殺され、ロシアマフィアの仕業と疑われる。
承：犯人は自転車の人物らしい。
転：判事に人生を台無しにされた元少年の犯行だった。
結：アリーの証言に矛盾が生じ、カーティスは釈放になる。

　コルシカ判事が、自転車の人物の襲撃を受けて殺される事件が発生。
判事は陪審員と現場の確認に来ていたのだ。
　現場を調査するが、銃弾１発が見付からない。
自転車の犯人が被弾した事になる。
判事は裁判をめぐって命を狙われていたが、ロシアマフィアの仕業とは思えない。
事故に遭ったらしく、乗り捨てられた自転車を発見。
付近には、ヘッドライトらしきガラス片も見付かる。
　マックは事件について記者会見する。
記者はマフィアの関与を指摘するが、証拠がないとマックは明言を避ける。
　検死の結果、判事が数週間前に食中毒を起こしていたと判明。
何者かが毒殺を試みたらしく、襲撃と無関係ではなさそうだ。

　自転車には、アウディの塗料が付着していた。
銃弾はロシア製の銃のもので、薬莢に指紋が見付かる。
マフィアに通じるヴィターレのものだ。
　帰宅したヴィターレを拘束。部屋が荒らされており、銃を盗まれたとわかる。
外には、泥棒が残したらしきサンドイッチの食べ残しが見付かる。
　現場のガラス片から、マフィアのパーヴェルが浮上。
パーヴェルは自転車をはねた事は認めるが、襲撃については否定。
弱みを握ろうと、判事を尾行していたのだと話す。

　自転車のタイヤから指紋が検出される。逮捕歴があるニックのものだ。
ニックは判事が通った店で働いており、彼ならば毒を盛れたかも知れない。
　ニックは車にはねられた事を認めるが、判事の襲撃については否定。
銃撃も見ていないと。
判事は常連客で、うんざりさせられていたが、毒を盛った事についても否定する。
　ニックは初犯でガムを盗んだだけだったが、判事によって厳しい判決を受けていた。
ニックの同僚トミーも同様だ。
彼らは更正施設に入れられたが、本来は入る必要はなかった。
施設の人数稼ぎに利用されたようだ。判事を襲撃したのはトミーだろう。
　トミーを拘束。そのバッグには警官の撃った銃弾が命中しており、
凶器の銃も見付かる。
　トミーは判事を襲撃したと認める。ニックはトミーの紹介で、同じ店で働いていた。
ある時、店に施設長ネルソンと判事がいるのを目撃。
会話を盗み聞きし、彼らが何をやったかを知ったと言う。
そこで不凍液を盛ったが、判事が死ななかった為、襲撃を決意。
ニックは止めようとかけつけたが、襲撃には間に合わず、車にはねられた。
ニックらは、人生を棒に振ったと判事を恨んでいたのだ。
　ニックらが逮捕されたと報じられ、ネルソンは自殺する。

　娘セリーナがカーティスの被害者となったマシューズ議員が、マックに対面。
マックは、アリーの事件はリンジーが担当する事になったと告げる。
議員はジョーに不信感を抱いており、彼女には関わらせるなと言う。
セリーナはジョーに会い、父が感情的だったと詫びる。
　リンジーは、アリーの事件に疑問を持つように。彼女の話と証拠が合致しないのだ。
予審の前にとアリーに会ったリンジーは、彼女がウソをついていると確信する。
　リンジーは盛られた薬物ＧＨＢの血中濃度を疑問視。
アリーの証言通りならば、実際には死んでいるはずだ。
リンジーの証言を受け、判事はアリーの話を問題視し、
カーティスの保釈を認めるのだった。

　と言う訳で、シーズン第８話。
判事が襲撃で殺され、ロシアマフィアの仕業と疑われる。
真相はそうではないだろうと言うのは序盤から感じられて、その通りに。
一方、カーティスの事件の方は、最初からアリーが怪しかったが
こちらも予想通りの展開に。こんな話を見すぎたんですかね。