２０２４／０７／２１ 「シャーキュラ 吸血鮫」

「シャーキュラ　吸血鮫」(2022年米)

コンスタンティン　雇い主。実はドラキュラ
ジョン　コンスタンティンに雇われる
アーサー　コンスタンティンに雇われる
ランフィールド　コンスタンティンの手下
ミーナ　囚われていた女

起：ジョンとアーサーは、コンスタンティンに雇われる事になる。
承：怪しげな儀式は、コンスタンティンの故郷のものだと言う。
転：コンスタンティンはドラキュラで、主人である怪物ザメを倒してほしいと言う。
結：アーサーらは怪物ザメを倒し、ドラキュラも倒す。

　ドラキュラは剣で心臓を貫かれ、崖から落ちて死んだと思われた。
だが闇の力で生き延びたドラキュラは、
怪物ザメとの間に同盟を結び、生き永らえる事になる。
　ジョンとアーサーの２人は、
アーカムと言う町でコンスタンティンと言う人物に雇われる事に。
管理人と言うランフィールドは、夜間は外出禁止と告げる。
　翌日から、ジョンらは作業を始める。
ジョンは、外で何かの儀式が行われているのを気にする。
悲鳴を聞いたと訴えるが、ランフィールドは取り合わない。

　ジョンらは、コンスタンティンと食事する事に。
コンスタンティンは、ジョンが見たのは故郷トランシルヴァニアの儀式だと説明。
夏至までの間に何度か行われ、危険なものではないが、
ジョンらの参加は許されないと告げられる。

　怪しむジョンは地下室を探り、拘束されている女性を見付ける。
彼女は吸血鬼になっていた。
ジョンはランフィールドに見付かり、刺されてしまう。
　ジョンがいなくなった事に気付いたアーサーは、ランフィールドを追及。
するとランフィールドは、コンスタンティンはサメに仕えていると白状。
コンスタンティンの正体はドラキャラだと言う。
ドラキュラは、話し過ぎたとしてランフィールドを始末する。
　ドラキュラは、怪物ザメを殺せば自由にすると約束。
ドラキュラは怪物ザメの下僕となる事で生き永らえた。
だが制約は多いと不満を感じていたのだ。
アーサーはドラキュラと手を組む事に。
ミーナを生贄役として儀式をおこない、怪物ザメが祭壇に近付いた時に倒すのだ。

　ドラキュラは儀式をし、怪物ザメのシャーキュラを呼び出す。
アーサーが剣で刺すが、ドラキュラは腕を喰われてしまう。
ドラキュラの体に異変が始まり、サメになりつつある。
　ミーナはドラキュラに何度も迫られたが、拒み続けてきたと話す。
ドラキュラは襲いかかるが、ミーナに止められる。
ドラキュラはミーナに逆らえないのだ。
混乱する中、アーサーが十字架でドラキュラを倒す。
だが、本当にドラキュラを倒せたかは分からないのだった。

　と言う訳で、サメが出てくる珍品。
ＷＯＷＯＷでサメ映画の一挙配信をしていて、十番目に観た代物。
倒されたかに思えたドラキャラは、海に落ちて死んだかに思えたが
そこにいたシャーキュラの下僕となる事で生き永らえていた。
つまり、ドラキュラがサメに噛みついてシャーキュラになった訳ではなくて
もともとシャーキュラがいたみたい。
シャーキュラはコウモリの頭にサメがついてる造形で、
コウモリサイズみたいなので、あまり怖くない。
物語は、主人公らがドラキュラに追われる展開で
そのドラキュラがシャーキュラの下僕で、しかも裏切ろうとしているので、
全体として怖くできそうな設定を、わざわざ薄めてるような印象。