グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

固定電話機の更新に思う

2014年06月10日 | 日記

つい先日十数年使い続けた固定電話機を買い換えた。

突然通話中にノイズが発生し始めたためだったのだがメーカーのサービス網に電話したらもう連絡がつかない。

いつの間にか事業身売りしていたのだから買い換えるしか選択肢はない。

問題は電話機に備わっていたファクシミリ機能を継続するか否かだったが考えてみればいつまでファクシミリを使っていたのか全く思い出せない。

それほど骨董品的になっていたのでこの際ファクシミリ機能は返上することにした。

その昔ファクシミリは電話を補助する手段として不可欠な通信手段だったが電子メールの発達によりその役割は完全にとって代わられた。

それでも店頭には多くのファクシミリ機能付き電話機が並んでいる。

果たして誰が使うのだろう? 

インターネットを使わないお年寄り?プリンタを持っていないネット・ユーザー?

それにしてもこれほど多くのメーカーがこれからもファクシミリ機能を提供し続ける必要はあるまい。

・・・・てなことをふと考えてしまった。

 

 

 


「維新の会」の次は民主党か?

2014年06月08日 | 日記

「日本維新の会」が野党再編のあり方を巡って結局分党した。

もともとヒビが入ったままの建付けだったがシャッフルしたら与党寄りの人数が意外と伸びた。

さて今度は世間の耳目が民主党に集中するだろう。

民主党の場合分党騒動の前に「代表おろし」が待っていた。

代表はかって「1年後までに目に見える成果がなければ辞任する」と言明していた。

1年後の今の状況はお世辞にも結果が出ているとは言い難い。

主義主張はさておき、はたまた党の規定があろうがなかろうが政治家は信用が大事だろう。

言ったことは守るのが、あるいは貫き通すのが政治家の宿命だ。

この際代表選前倒しと併せて野党再編にあり方を何らかの方法で諮ったらどうか。

結果として分党に結びついてもそれはそれで前進だと考えることが必要だろう。

 


えっ、これが梅雨?

2014年06月07日 | 日記

関東地方も梅雨入りしたというのだが昨日の台風のような雨はとても梅雨のものとは思えなかった。

夜通し雨戸を叩く風雨にいささか寝不足気味だ。

我が家の周辺は昨夜大雨警報や土砂災害注意報などが発令されたが梅雨入りの幕開けが100ミリ以上の降雨量とは・・・とんだ「ご挨拶」である。

異常気象といえば先日国内で最高の気温を記録したのが北海道だった。

北海道を旅行していた友人が「エアコンが欲しかったがそんな設備はなかった」と苦笑していた。

全く最近の気候はどうかしている。

そろそろ温暖化ガスの排出に課徴金をかけることを検討する時期かもしれない。

都市部と地方で差をつければ経済活動の地方分散、経済水準の格差是正に効果的ではないか。

これぞ一石二鳥だと思うが如何?

 

 


ソフトバンクの人型ロボット発売に思う

2014年06月06日 | 日記

ソフトバンクの緊急記者会見の中身はヒト型ロボットの新規参入だった。

通信事業者のメカ製品発売は意表を突かれたが(このロボットが)感情を理解出来ることが特徴であることを知って納得した。

A(人工頭脳)I制御というからいかにもソフトバンクらしい。

それに価格が20万円を切るとはこれも思い切った低価格で高シェアと市場の急拡大を狙う、いつものソフトバンクの経営手法を彷彿とさせる。

携帯通信事業はたしか英ボーダフォンの買収で旗揚げしたと記憶しているが今回は仏ベンチャー・台湾EMSとの2人3脚ならぬ3人4脚によるものだ。

またしても孫CEOの経営手腕の見せ所が到来した。

如何に絶え間なく進化を続けられるか・・・・これが当ロボットビジネスのカギを握っている。

一つ難があるとすればヒト型とはいえ二足歩行でなく車輪滑走型であることだ。

ただこれも感情理解やAI活用の成熟度によりカバーしうるものかもしれない。

それともゆくゆくは二足歩行型を採用することになるのか?・・・注視してみよう。

 


再び少子化問題を考える

2014年06月05日 | 日記

2013年の人口動態統計によれば我が国の出生率は1.43と若干改善したものの出生数は102万人台に減り6年連続で総人口の減少が続いている。

新聞の見出しには「少子化対策、急務に」が踊っているがもう見飽きた。

「いい加減にしろ」という感じすらする。

少子化対策には子育て費用の無償化や保育所拡充、不妊治療支援まで様々あるがもう待ってはいられない。

最優先課題の一つとしてあらゆる施策を総動員しさらにドライブを駆けていく必要があるのではないか。

今回の人口動態調査で気になったのが都道府県別出生率格差だ。

最も出生率が高いのは沖縄県で1.91、最も低いのが東京で1.13、・・・・随分開きがある。

そして若年層の多くは今も東京に移動しつつあるのである。

少子化対策には地域間格差をもっと重視した方がいいのかもしれない。

住居面積や住宅コストの差が影響しているのかもしれない。

意外と「Stop to Tokyo!」が少子化対策のキーワードの一つかも。

いずれにせよ政府も各自治体も「早く本腰を入れろ」と言いたい。

当事者は「もう一生懸命やっている」というかもしれないが・・・・。

 

 

 


新聞記事「タブレット、どこへ行く」に思う

2014年06月03日 | 日記

今日の日経紙朝刊を見ていて「タブレット、どこへ行く」と題した記事が目についた。

日本マイクロソフトが発売したタブレット端末に関連した記事なのだが何とタブレット市場が失速しており今回の同社の新製品もサイズ面でパソコンに近づいているとのことだ。

タブレットといえば急成長製品の代表格でパソコンを駆逐する勢いだと理解していたが実体はそうでもなく逆にスマホとパソコンの挟撃にあっているという。

これは意外だった。

たとえ画面がパソコンと同規模になったとしてもキーボードがないだけ軽さ、薄さで優位性は保てるはずだ。

コストだって間違いなく有利だろうからこれからもパソコンの後塵を拝するなどとても信じられない。

いくらIT業界の変化が激しいといっても(タブレットからパソコンへというような)逆行はないと思う。

単に大画面タイプが市場に受け入れられているだけだと思うがどうだろう。


プロ野球の16チーム化構想に思う

2014年06月02日 | 日記

日本のプロ野球は現在セ・パ両リーグ各6チーム計12チームで運営されているがこれを16チームに増やそうという構想があるそうな。

これで思い出すのがパ・リーグの近鉄バッファローズ(当時)の撤退に伴う一連の騒動だ。

たしか一時は「パ・リーグ5チーム、両リーグで11チーム制やむなし」という空気が生まれたように記憶している。

それが今度は逆に16チームとは。・・・。

たかだか10年ほど前の話なのだがまさに隔世の感がある。

ただ新構想が上手く行くようならやったらいいと思う。

新構想でもし四国や沖縄、北陸などで新チームが誕生し地方の発展することにつながれば言うことはない。

今の12チーム制の中でも札幌や仙台で新チームができたことをもっと評価していいと思う。

16チーム制新構想は脱一極集中、たとえ僅かでもより均衡のとれた日本の発展に寄与するポテンシャルを持っているのだ。

 

 


グーグルの個人情報保護に関する欧州対応に思う

2014年06月01日 | 日記

インターネット検索最大手のグーグルが欧州の利用者を対象に検索結果に含まれる「自分」に関する情報の削除要請を受け付けるサービスを始めた。

先ごろのEU司法裁判所が下した判決に対応したものだが言うまでもなく個人情報は基本的にはすべて本人に帰属する(若干の例外を除き)権利だろうから当然の措置だと思う。

日本でも今後このような議論な高まると見込まれるが結局欧州と同様の取扱いということになるのだろうか・・・・。

話は逸れるがグーグルのサービスに「ストリート・ビュー」というのがある。

大変便利で重宝しているが住宅専用地域までサービス対象になっているのは一寸行き過ぎではないかと考えている。

日本の住民のどれだけが住所地番だけで自分の住まいがPC画面上にアップされるなどということを認識しているだろうか。

グーグルの今回のサービスは削除要請を行った場合に対応するというものだがそもそも見られたくない情報が見られる状態になっていることを知らなければ削除要請すら考えが及ばない。

インターネット上のプライバシー保護に向けて官民ともにまだまだやるべきことがあるだろう。