梅雨時期の蒸し暑さはかないませんね。
古い絵葉書も湿気でダメになてしまうことがあるので、
管理にも気を使います。
さて、お姫様ファッション特集してまいりましたが、
貴族のファッションはオートクチュールが当たり前でした。
デザイナーを直接邸宅に招き、デザインや採寸をその場で行います。
ミシンもなかった時代なのでドレス一着でも、
今の何倍もの人手と手間がかかりました。
そうやって出来上がった見事な衣装は
当然とんでもない値段がついております。
今回は彼女たちのドレスが一体いくらぐらいしたのか、調べていこうと思います。
Rie CRAMER
Nail Care Hairdo
Lady old 1910
マリー・アントワネットがこよなく愛したドレスは、
ローズ・ベルタンという女性デザイナーに任されていました。
彼女は特別に謁見が許されており、
時には半日以上も王妃の部屋で衣装の相談をしました。
完成した衣装はいかにも王妃好みの派手で豪華なものばかりでした。
しかし、その分常識では考えられないようなお金がかかりました。
王妃専用の完全オーダードレスはなんと……一着約6千万円。
しかも何着も仕立てるので、衣装代だけでも年間約10億円かかったそうです。
Art dECO HP
Child Girl Children 1920
またロココ時代のドレスの形は、それほどヴァリエーションがなく、
個人差をつけるために、自分流にレースやリボンなどをカスタムしていくのが主流でした。
ドレスに華を添えるレースは、フランス製が一番高級で人気がありました。
全て手作業で紡がれた繊細な模様はたしかに美しいのですが…
芸術品なみに恐ろしく値段が高いものでした。
極細のレースは1.2メートルで480万円もしたのです。
ご存知の通り、ドレスには何十にもレースを重ねます。
もちろん1メートルちょっとでは、何も飾れないでしょう。
そう考えると立ちくらみがおきそうです……
余談ですが、遊び好きなマリー・アントワネットは
衣装以外に様々な浪費をし、国家予算を無視した贅沢を続けました。
フランス王家が革命で倒れたのも頷けるような気がします。
今回でお姫様特集も最終回。
次回から初夏にぴったりな特集をします。
お楽しみに!
次回は6月20日の予定です
古い絵葉書も湿気でダメになてしまうことがあるので、
管理にも気を使います。
さて、お姫様ファッション特集してまいりましたが、
貴族のファッションはオートクチュールが当たり前でした。
デザイナーを直接邸宅に招き、デザインや採寸をその場で行います。
ミシンもなかった時代なのでドレス一着でも、
今の何倍もの人手と手間がかかりました。
そうやって出来上がった見事な衣装は
当然とんでもない値段がついております。
今回は彼女たちのドレスが一体いくらぐらいしたのか、調べていこうと思います。
Rie CRAMER
Nail Care Hairdo
Lady old 1910
マリー・アントワネットがこよなく愛したドレスは、
ローズ・ベルタンという女性デザイナーに任されていました。
彼女は特別に謁見が許されており、
時には半日以上も王妃の部屋で衣装の相談をしました。
完成した衣装はいかにも王妃好みの派手で豪華なものばかりでした。
しかし、その分常識では考えられないようなお金がかかりました。
王妃専用の完全オーダードレスはなんと……一着約6千万円。
しかも何着も仕立てるので、衣装代だけでも年間約10億円かかったそうです。
Art dECO HP
Child Girl Children 1920
またロココ時代のドレスの形は、それほどヴァリエーションがなく、
個人差をつけるために、自分流にレースやリボンなどをカスタムしていくのが主流でした。
ドレスに華を添えるレースは、フランス製が一番高級で人気がありました。
全て手作業で紡がれた繊細な模様はたしかに美しいのですが…
芸術品なみに恐ろしく値段が高いものでした。
極細のレースは1.2メートルで480万円もしたのです。
ご存知の通り、ドレスには何十にもレースを重ねます。
もちろん1メートルちょっとでは、何も飾れないでしょう。
そう考えると立ちくらみがおきそうです……
余談ですが、遊び好きなマリー・アントワネットは
衣装以外に様々な浪費をし、国家予算を無視した贅沢を続けました。
フランス王家が革命で倒れたのも頷けるような気がします。
今回でお姫様特集も最終回。
次回から初夏にぴったりな特集をします。
お楽しみに!
次回は6月20日の予定です