後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔9〕「森の劇場」(4号)まもなく発行しますよ。

2015年01月18日 | 図書案内
 「森の会」という脚本研究会があります。スタートは1960年ですから、半世紀以上前のことになります。日本演劇教育連盟の初代委員長、冨田博之さんが始められた会といっていいでしょう。私自身がこの会に参加したのは10年ほど前のこと、55歳で早期退職をしてからのことでした。参加者の新作脚本や演劇情報、その他世間話も含めて交わされる話題がおもしろくて、月1回の例会にほぼ欠かさず参加してきました。会のメンバーは数人ですが、いずれも私より年上で、元小中学教師たちです。練馬区の会員邸に千葉や茨城の人も通ってきます。
 「森の劇場」は「森の会」の同人誌です。1号(1993年)は杉浦俊雄さん、2号(1996年)は冨田博之さんの追悼号でした。3号はメンバーが元気なうちに出そうということで、2013年に発行されました。110数ページの冊子を手に皆さん破顔一笑でした。私は嬉しくなり、鉄は熱いうちに打て、4号創りましょう、と言ったのです。私が編集を買って出て、何とか今年の春には完成しそうです。皆さんには一足早く、その内容をお知らせしちゃいます。

〔目次〕
 巻頭言「言霊の幸わう国にいて」 辰 嶋 幸 夫
「鋏を持つアリス」 辰 嶋 幸 夫
「思い出内科」 辰 嶋 幸 夫
「グー、チョキ、パー国の王様たち」 新 井 早 苗
「子ブタとカエルとカラス」 東 信 男
「ごんぎつね」 東 信 男
宮沢賢治原作と脚色の比較研究 東 信 男
劇あそびは「遊びの本質」を捉えることから始まる 平 井 まどか
鳥山敏子さん逝く 福 田 三津夫
 あとがき 福 田 三津夫
 森の会名簿
 題字 後藤富美

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