後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔744〕「小学校5年生は総合学習の時間にお米つくりをしています。」(矢部顕さんのお便り)

2024年11月15日 | メール・便り・ミニコミ

   矢部顕さんからいつものようにお元気なメールでの便りが届きました。

福田三津夫様

●小学校5年生は総合学習の時間にお米つくりをしています。
11月5日、稲刈りをして竿掛けをして、天日干しをした後、
11月11日、足ふみ脱穀機で脱穀し、唐箕で選別をしました。
籾摺をしたところ玄米60kgの収穫がありました。

写真を添付します。
私は稲作体験を指導する農家のおじいさんなのです。

●また、11月13日は、小学校6年生の亀山城跡清掃と歴史講話
がありまして、八丈島から贈られた蘇鉄を見ながら講話を
聴いてもらったその演題は「八丈島赦免花伝説」でした。
講話をする人は亀山城跡保存会事務局長の私でした。

レジュメを添付します。

●11月15日(土)は小学校の体育館で、五次元キーボードを駆使して、
ひとりでオーケストラの演奏をするコンサートがあります。
タイトルは「宇喜多家をめぐる歌物語」。
曲目は、宇喜多直家によせて、秀家によせて、豪姫によせて、などで
作曲も彼がしています。

●11月17日(日)には、亀山城跡プレーパーク(冒険遊び場)を開催します。
プレーパーク運動は、デンマークから輸入されたとのことで、その導入には
門脇厚司さん(『子どもの社会力』岩波新書著者、かつてラボで一緒に仕事
をさせてもらった)も関わっていたとのことです。

プレーパークというカタカナが気に入りませんが、なんのことはない、
私が子どものころに亀山城跡の林で遊んでいた遊びの再現です。

ということで、10月の忙しいお米の収穫作業が終わったと思ったら、
このところ、上記のような活動で忙しくしています。

矢部 顕


亀山城跡保存会子どもクラブ(浮田小学校6年生)
亀山城跡清掃と歴史講座
                      八丈島赦免花伝説
                      ―亀山城に移植された蘇鉄に花が咲いた―

                                                                        2024.11.13.
                                                              亀山城跡保存会事務局長
                                                                       矢部 顕

1. 八丈島から蘇鉄が贈られてきた
  ①贈り主 宇喜多秀家顕彰会「八丈島久福会」
  ②植樹式 2019年(令和元年)10月14日 
  ③蘇鉄に花が咲いた 2019年11月

2. 八丈島赦免花伝説
  ①秀家遠島(1606年)以降、260年間で1898人が流罪で八丈島へ島流し
  ②宗福寺(秀家菩提寺)の蘇鉄に花が咲く―赦免状が届く前触れ
  ③文政年間69人、天保年間41人、弘化年間64人、嘉永年間34人、・・・
   計10回 計741人に赦免状が届いた
  ④しかし、秀家、その末裔には赦免状は届かなかった
  ⑤明治政府による明治元年の恩赦によって

3. 加賀前田家の支援
  ①豪姫の八丈島への同行は許されず、実家の加賀前田家に戻った
  ②豪姫の秀家への食料支援の計画は、徳川から最初許されなかった
  ③豪姫のキリスト教棄教が条件だった
  ④江戸時代260年間、前田家は食料を送り続けた
    日本の歴史上たぐい稀な出来事

4. 宇喜多家の家老・明石掃部
  ①謎のキリシタン武将  黒田官兵衛の影響?
  ②城下の民2000人?を洗礼
  ③豪姫のキリスト教への帰依は?
  ③秀家を支えた後までも
  ④大坂の陣にキリシタン武将として参戦
   
5. 秀家生誕450年を記念して
  ①子どもの交流
    秀家生誕の地の浮田小学校と秀家終焉の地の
            八丈島大賀郷小学校との交流が始まった     
  ②360年の時空を越えた
     生きた歴史が続く 


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