後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔411〕「定年帰農」者のお米つくりとブドウつくり⑳-2  お米の収穫作業(乾燥、籾摺り、選別、袋詰め)(矢部顕さん)

2021年10月23日 | メール・便り・ミニコミ
●福田三津夫様

「定年帰農」者のお米つくりとブドウつくり⑳-2
お米の収穫作業(乾燥、籾摺り、選別、袋詰め)









籾を乾燥機に入れて、所定の水分量になるまで乾燥します。
今年はよく乾いていますので、12時間くらい乾燥機を動かします。
灯油を燃やして温風をまんべんなくあてるのです。
(乾燥機は灯油、コンバインは軽油、田植え機はガソリン、
草刈機は混合油、と機械類はすべて石油が無いと動きません。
こうやってみると農業も石油に頼っていることがわかります)

乾燥が終わると籾摺りです。籾摺り機で籾を除去していくと、玄米
になります。
その玄米を米選機にかけて、未熟米や不良米を取り除いて、玄米
の出来上がりです。排出口に紙袋を置いて30kgを袋に入れます。
これでお米の出来上がりです。

秋のお米の収穫作業は、「稲刈り」と一言で言いますが、内容は 
稲刈り、脱穀、乾燥、籾摺り、選別、袋詰め と一連の作業が
あるのです。
これらの作業が終わると、お年寄りの言葉ですが
「秋が終わった」と表現する言い方をします。
「秋が終わる」とお米つくりは終わりです。

                              矢部 顕

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