街角風景～阿部善吉翁の石碑

[書きとめ] 盛岡の「シダレカツラ」は近辺が原産の地で世界的にも珍しいらしいのです。苦労を重ね増殖に成功した人（「芽接」法の開発者）が阿部善吉という人物。宮澤賢治さんと交友があったと云われ　京都・延暦寺根本中堂前の賢治碑横にも植樹されている・・・そうです。
原産と云われる記念木は天然記念物で　盛岡市大ケ生の龍源寺境内にあるのですが　本堂が先日の23日全焼してしまった・・。記念木は大丈夫との市の所見ですが・・・心配。

「とこしえに　その名を残せ記念木　みちのくに枝垂桂は　うまれけり：善吉」縄文の雰囲気漂う姿の樹木で　陸奥はどこまでも豊かな深い森で埋まっていた・・・などとつい妄想させられる樹木。石碑は盛岡市永泉寺山門前　脇の隅っこ奥にある。

街角風景～大慈清水

[書きとめ](ダイジ　シミズ)　手前が「四番井戸ー洗濯物すすぎ場」です。信じられないような（写真は下手です…が）透明感で引き込まれそう。贅沢感も漂います。地域ではキチンとした掟（ルール）に沿って使用。
よそ者にも優しいのですが あまりに管理が完璧で 景観が度を越えて美しく　腰が引けます。清水一杯を低姿勢でいただく。美味い！

街角風景～ホウキグサの行進

[書きとめ] 手作りの説明板によると「草花を愛する皆様のご厚意による」とあり　周辺もきめ細かく手入れが行き届いていて　小さな景観ながら温かさと頑固さが心に通じます。

ともかくも　これを公共空間でデザインした方の緻密さと柔軟さに乾杯！です。

街角風景～キササゲの花

[書きとめ] ２～３年前から街路樹の一群の開花が気になって気になって…桐の木かなんかでは…と勝手に決めつけていましたが　聞くは一時の恥とはこのことです。

ふとしたことから「木大角豆」キササゲ（ノウゼンカズラ科）と分って　ようやく腑に落ちました。

花も樹の姿も香りもまことによろしいのですが…とにかく図鑑のページにたどり着いたのですっきり。なお　花の色に真っ白系と淡いクリーム系があって？そこんとこは　またの一期一会を楽しみにします。

街角風景～ハグマノキ（白熊の木）

[書きとめ]
　仏具の払子に見立てての命名　別名スモークツリー・ケムリノキなどと説明にはあります。単なる一般の雑木だろう・・・と決め付け視野の外でしたが　6月のある日　不思議な様相変化にビックリ。 なぜここに？小さくても説明板欲しいな～？・・・ムム　近辺を歩く時は油断ができない！とキョロキョロ しながら散歩。・・・実がなるらしいので　密かにチャンスを窺ってます。はたして？