街角風景～霜降過ぐ

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　寒い寒いと背を丸めながら何度も口走っている間に　暦をの
ぞくと　霜降が過ぎていた。なにしろ最近では　大病院通い中
心の日程消化に忙しい日々なので‥気持ちに余裕がない。
　矛盾していると受け取られそうだが　通院にも結構な体力と
集中力を必要‥！？とする。
特に検査通院は健康でなければ？？体力が持たない？のである。
　今は（精密な）検査のためには（事前にＰＣＲ）検査も必要
で　ほぼ病院の全検査件数容量が限界のためなのか　完全予約
制で　ようやく本検査に辿り着いても　今度は長い長い待ち時
間と血液検査（遠慮なく血を抜かれる）が附随し　当日　朝食
抜きで準備し早めに待機し待って待って結果的には昼食も抜き
‥となる局面が何度かあった。通院初心者は基礎知識も欠落し
ているので　精神的なストレスも余計にかかり　これでは体重
も現状維持できなくなり‥気持ちから崩れて限界となる。
　よって　本格的治療の前にスタミナ切れで病気に？？‥の心
配が発生し（ネタ作りのため‥？）暦を見ながらゆっくり作戦
を練るまでに至らない　という　そうこう？するだけの日々な
のである。
　　　「そうこうの日々過ぎ我れ霜降の時か：縁尽」‥？
　　　「遥かなるものばかりなる夜寒かな：石田波郷」

街角風景～休憩のタイミング

　不慣れな家事にてんてこ舞いが続いており　未だにコツが掴
めない。ワタクシにはその能力のひとかけらも無いのか？‥。
　よって今のところ気持ち的には「家事は重労働なり」と云う
表現が　少し強めながら　正直な感想なのである。
　苦難要素を抽出？すると‥
①やっとの食事をしながら‥明日のﾒﾆｭｰを考えると云う苦しみ。
②やっとの食事をしながら‥明日のゴミ出しは何？の興ざめ感。
③やっとの食事をしながら‥休憩のタイミングと量は？の検討。
従って‥楽しいはずのお食事タイムも　さっぱり　なのである。
　確かに「休憩」の取り方は　じっくり考えると　タイミング
が難しい。また　休憩し過ぎて老人特有の廃用症候群への入門
となっても地獄便に乗るようで　その量も難しい。しかし体力
の回復にも時間はかかる。集中活動時間20分に対し安全考慮で
10分休憩？‥が妥当か？などと余計な試行錯誤にも無駄なｴﾈﾙｷﾞｰ
を使ってしまうのであった。
　赤とんぼが　柔らかな秋の陽射しを浴びながら休憩していた。
そうか　これで行こう。スコップに足を掛けながら　ちょっと
息が整うまで完全マイペースで休憩‥というヒントを貰った。

　　　「秋深き隣は何をする人ぞ：芭蕉」

街角風景～やや寒→うそ寒→肌寒

　ちょっと油断をしていたら　岩手山が初冠雪していた。やら
れたと思ったが後の祭りであった。その日は 10/06の早朝であ
ったのだが　しっかり写真を twitterに投稿できる人がいて‥そ
れ！ッ！と　眺望地へ駆けつけたら‥掲載写真の如く雲また雲。
しかも　その日に限ってか　雲は動かず。　(>_<)
　昨年より１１日早い冠雪だったとのこと。と云うことは‥‥
ザックリ半月ほど早くタイヤ交換か？最近冬から夏タイヤにし
たばっかり‥なのに　時の流れが　季節の変化が　早すぎるゥ。
　確かに　夜半ともなると　「やや寒」の感じではない。小型
ストーブを点けても　サブ～イのである。切り替えて早めの冬
支度に入ることにしよう。
　近所のサフラン群もすっかり凍えてしまって元気を無くして
いた。「君もだまされた方だねェ‥」と同情？して　肌寒き秋
空の下で　ほっとしている自分がポツンといる。冬は早いな。
（‥ということで　久々の時間外投稿？でした。）
　　　「砂の如き雲流れゆく朝の秋：正岡子規」

街角風景～錦木の実

　あっと云う間に時間切れとなり‥9月いっぱいで仕事を辞めた。
「悠々自適の隠居生活」とは‥まったく程遠いが　予定してい
たとおり　以前から諸々の手続きを経て　後進に身を譲った。
　自由の身になって？まだ４日目ながら　「無職」「消費税」
などという言葉は　今は空虚な響きにしか聞こえない。
　‥などと浮世離れモードでボンヤリしていたら　テレビでは
Ｊアラート！で大騒ぎ。そもそも　いったいなんだったっけ？
と調べると全国瞬時警報システム（システムの所管は消防庁）
のことらしい。ひらたく云えば　ミサイルなど瞬時警戒情報と
でも云えるものか。
　でも　テロップには‥太平洋へ通過したとみられる‥とはあ
るが　誰が推定or確認した！？か解らない。ここ７～８年主語
（責任者）曖昧の各種緊急メッセージで不信感が募り　少なく
とも自分はオオカミ少年‥になってしまっているのである。
　旧仕事場に積もり積もった私物（関数辞典や参考図書）を段
ボールで二個分自宅へ事前に移動したが　何となく気抜けして
放置したまま。少しやる気が湧きあがるまで（永遠に？ない？）
時間を置くつもり‥の今の心境。
（稚拙ネタのブログは継続予定です。）
　
　　　「錦木の闇にまぎれて了（ｼﾏ）ひたる：倉田紘文」
　　　　　メモ：了（ｼﾏ）ひ≒仕舞、終い