地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

ちいきエンジン倶楽部のブログへ ようこそ!
ご来場いただき ありがとうございま~す。(^^♪

街角風景~四天王立像(持国天像) 

2018-11-30 14:58:15 | 日記
イメージ 1


 記録(データ)保存…少し古ネタながら…ボツにするのも忍びなく…駆け込み。
 岩手県中央部に天台宗の古刹 黒石寺の見学機会に恵まれた。なんたって 天平元(729)年からの古いお寺さんなのである。自分には想像の限界を超えるほど 古いのである。(蘇民信仰のお祭りで有名なお寺)

 当初は南都六宗に括られる法相宗で いろいろ諸事情があってのち 現在は天台宗。無理な想像をするに 当時は 自然光と水と空気と樹木だけの…荒修行の場とはいえ 寒さも半端なかったことでしょう。
 ここのメインは薬師如来坐像だが ほかに同時期の当地での作と伝えられる仏像(文化財)が数体ある。決して恵まれた環境下で保存されているわけではないようなのだが これまで 地域に支えられながら 当時のままで引き継がれてきている。
                         (火事が一番怖い…との説明であった。)
 写真は 四天王立像(手前が持国天)を中心に撮影。貞観(ジョウガン)年代の作らしく 一木作り!という。ここの立像の特徴は 足腰が太くて いかにも頑丈そうだ ということ。なるほど!と納得のお姿。
 現世なら ワールドカップでキーパーなどが適役かと…一見してそう頭に浮かんでしまった。 いや これは不謹慎でした。m(__)m
(貞観年代は 富士山噴火(6年)や巨大地震・大津波(11年)など 自然が猛威を奮った頃…です。)
      「千体のほとけ犇(ヒシ)めく寒さかな:角川春樹」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~夕闇にくの字

2018-11-25 17:12:23 | 日記
イメージ 1

イメージ 2

 遠くからの微かな鳴き声から 白鳥だろう!?と まず察した。夕日が落ちた薄暗い空に「く」の字を描いて飛んで来る姿。(…勇姿28羽≒30人学級?)
 フム?鳥は夜でも飛べるのか? なにか秘密のレーダーでも装着したのかな?と ふと 思った。
 どうやら 夜間も渡りをしているのが一般的らしい。鳥目というのは少々見えにくい程度?…のようで 活動が鈍くなる影響はあるが 飛び立って休む場所がなければ ひたすら飛び続ける…らしい。(きわめて厳しい掟)
 渡り鳥にとっては 夜・昼が行動実施の決定要因ではない模様なのである。(…要点はWEBからのパクリです。) 
 結構過酷な状況を飛び抜けてくるせいか…頭上近くを過ぎ去る姿から 闘い続ける野生感が 半端なく伝わってくるのでありました。
  「白鳥の声のなかなる入日かな:桂 信子」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~車庫入れ

2018-11-23 17:34:39 | 日記
イメージ 1

 車庫入れの神技みたいな 車も庭木も傷めないような慎重配慮の車の納め方…の絵。
 夏場は葉っぱが邪魔で 奥行きがボンヤリだったが 冬場になって スッキリ観察可能となり この車のドライバーの凄腕に感嘆。
 場所的にも 空間的にも 高低差でも かなり厳しい制約のあるなか…? すっぽり納めている。しかも ピッカピカなスポーツカー風のデカイ車。歩きながら横目でツ~っと観察するかぎり 一切の擦り傷も無い模様でありました。
 市内あちこち 放浪散歩をしていて 一車線の路地とは云え 交通量の多い市街地中心部での こんな日常風景はたいへん珍しく…一枚頂き!と いたした次第なり。身近なところに凄腕がいるもんです。ハイ。
       「車蔵ふ奥の細道のこる路地:駒木逸歩」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~消えたヒマラヤスギ

2018-11-21 10:13:05 | 日記
イメージ 1


 世の中 次々に嫌なことばかりが起きて熱くなる日々。過去をざっくり見渡せば 当然起こりうると云われれば そんなもんかもなぁ…とも思うが 桁違いに世の中ズレてしまっている気がしてならない。
 こちらは 加齢七難との日々の闘争に必死で明け暮れしているのに そのことは いかにも小さなことのようで やや捨て鉢の感になってくる。いったい50億円も一人で何に使おうとしたんだろう?ホントに理解不可能。何人の首を切った?のだろう。


 最近 街のど真ん中にある 幹線道路沿いの公園の樹木があっという間に伐採された。昨今頻発する大型台風には 樹が大きくなり過ぎて危険とのこと。これも仕方のないこと なのかもしれない。が…切られて積み上げられた木材は…これからいったいどうなるんだろう?と 親身になってたいへん気になった。ますます老け込みそうな気配なのである。
 (仕事で たまの出勤の日に限って!今朝 街中に初雪があり 少々積雪…ズレているのは こちらだったかなぁ?嗚呼…年寄りに厳しき…ゆき なり)
  「一茶忌の薪割る音のしてゐたり:池田秀水」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~ユーミンの林檎

2018-11-17 10:51:22 | 日記
イメージ 1

イメージ 2


 仕事で大阪トンボ返り…。地元の花巻空港を20年ぶりくらいで利用した。

 帰路 ホットして空港を出ると…もう収穫時期もとうに過ぎているのに…小公園にたわわに実をつけたリンゴの樹が目についた。説明を読むと なんと あの松任谷のユーミンさんが植樹したものだそうだ。
 たしか??…「緑の町に舞い降りて」という歌があって その中の風景は「いわて」
だった。メロディーも歌詞もすばらしく…「♪~MORIOKAというその響きがロシア語みたいだった~♪」や 二番には「♪~銀河の童話を読みかけて まどろみ 心ははばたく…~♪」と 賢治さんも何気なく織り込まれていた。 ユーミンはやっぱり一流の音楽家だなぁ!と感心しつつ 大都会の喧騒から無事抜け出せたこともあり あ~…やっぱり岩手は 誰もが認める?最高の空間だなぁ!!と 改めて一人感動に浸るのでありました。
 つかのま…この真っ赤な「ふじ」リンゴ 結構にして充分 熟している気配…そろそろ食べごろでは?…と まったく余計な心配が湧くのでありました…。
      「刃を入るる隙なく林檎紅潮す:野澤節子」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする