地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~夏の虫

2020-07-28 08:59:41 | 日記

 目的を失ったスポーツの日をはさむ4連休と 長雨自粛で身の置き場を失った家の
亭主は いづれも中途半端に日がなぶらぶら。
 TVのニュースでは 取材クルーが旅行客に的をあててエネルギッシュに追跡リ
ポート。「いわては感染者ゼロで安全だから~旅行に~来た」の言質をカメラに納め
ては勇んで報道してる感が強い。こちら側からみてるとかなり無理があり (突然?)
取材された人の返答のうち 報道側シナリオに沿ったカットの報じ方のように感じる。
 あっという間にSNS上にのって理不尽に攻撃の対象になるんだろうなと思うとやり
きれない。
(何人のひとにインタビューしてOK出してるんだろう?しかも本質の評価無しで。)
 自宅のアボガドの木(?)の葉っぱの裏に 変な虫が朝からぶら下がり微動だにし
ない。おそらく しとしと降り続く雨が止むのを待っているのだろう。午後また覗くと
微風に揺れながらぶら下がってるので 生きてはいるようだが固まったまんま。
 生存か壊滅か?となんだか人間界と同じ状況にタダタダ耐えている…のでは
ないか? 似たもの同士か? 悩んでるの?とつい邪推してしまう姿なのであった。
    「うとうとと眠りては覚むひとりむし:久保田万太郎」
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街角風景~飛行機雲

2020-07-21 11:35:13 | 日記

 長~い梅雨の合間に 束の間の青空。しかも気温が猛烈に上昇。またこれにも
危険を感じて籠り続けるしかないのであった。
 見上げる空に幾すじかの白い直線が入り 久々の景色で気持ちが少し落ち着く。
あちこち多方面でバランスが崩れ始め その微妙さ加減が危機感と不安感を増幅
しているようで・・心細い感覚になってきていたが この青空には一時とは云え 
救われたような感じがした。
 (ラジヲのニュースの声が 気のせいか 『GoToトラ[ブ]ル』と聴こえるのは 
  自分だけかもしれないが・・・いよいよ聴覚にきたかな?)
 今晩からまた曇天と大気擾乱が続きそうな予報。今年は到来が少ない?とは云え 
さらに台風なんぞの自然の災難で追撃されないことを祈るのみ。 それでなくとも 
人間界は長期戦と云いながら 兵站補給の構えも見せずに 不安感を抱えての
超混乱状態が続き 息つく暇がないのである。
   「梅雨晴の夕茜してすぐ消えし:高浜虚子」
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街角風景~ナンジャモンジャ始末記

2020-07-16 18:50:20 | 日記

 三年ほど前に一度記録しているが 偶然またボンヤリ感の強い木の花を撮れる機会
があった。当初の狙いはイヌナズナ(貧乏草)を撮ろうと ぶらぶらしていたら 道
すがらバッタリ会ってしまったのである。
 自分相応の植物を撮ろうと「何となく」ぺんぺん草の三角形の実が見つかったが 
あいにく力量不足でどうしてもピントがしっかりしない。(超極小?光量不足??)
 そう云えば しばらく燦々と降り注ぐ太陽光を浴びていないなぁ・・いつになった
ら梅雨が明けるんだろう。最近列島全体がどんどん暗くなって行くようで 不安。
 今年居住地周辺で開催される写真展行事は 軒並み中止のなか 大き目の写真展が
孤軍奮闘し意地でも開催をすると云う。・・すると その筋の人から電話が入り 応
募者不足なので~~(駄作でもイイから?・・とは云われなかったが)何点か出して
くれ・・の懇願の依頼。はて?自分は?はたして この一年間しかと生きて写真して
きたのだろうか?と自信が湧かず 完全に動揺。
 一個のテーマもなく6ヵ月ほど過ごしてきている!気持ちを落ち着かせようとした
が 頭の中には「ぺんぺん草」しか見当たらない・・。
 止むを得ず 本日の写真はボンヤリ感満載の画像となり 採用する句は新年の季語
の句と 滅茶苦茶流の極みに。平に御容赦を…。まさにナンジャモンジャの始末なり。
    「別れ来て浅き薺(なづな)の径(こみち)かな:佐藤惣之助」
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街角風景~小さき実

2020-07-12 11:37:16 | 日記

 パッションフルーツ(前回6/27の花)のその後の姿。長雨で庭にも出なかったが
何時の間にか花から実へ。
 雨が長く 引き続き運動不足も続く。某ドクター曰く「歩けなくなったら加速度的
に体力は低下し・・蘊蓄云々」(個人の意欲も含む?)という。べらんめえ こちとら
実感の真っ最中で 体重微増も どうにも止まらないのだ。
 加えて マスク自作で覚えたコツコツ作業も なんだか結構楽しくなってきて 
身体を動かさないで他人まかせの態度(岩手の方言で「せっこき」と云う)は 一段
と加速傾向なのである。 まったく 身も寿命も 縮まりつつあるのである。
 小さな実は グッと気持ちを上向きにしてくれて感謝感動だが・・それにつけても
これほど梅雨明けを待ちわびる気持ちが強くなるのは きっとアレのせい?なので
ありましょうか。もう かれこれ半年間ジッと耐えに耐えてきている・・のである。
(食べ時は?美味なのか?など青い実を見ながら疑問が尽きないのも また楽し)
    「鉛筆を噛めば木の香や梅雨長し:中山苑子」
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街角風景~ウクローヴ

2020-07-05 16:44:55 | 日記


【記録保存】多分ハーブ系の植物みたいだが よくわからないので 植物名はWeb調べ
を根拠に文章化して記録した。

 満洲国に関する歴史書を読んでいて思いついたことである。亡き父は先の大戦で北方
で捕虜となり転々として厳冬期の収容所を二回生き越し帰国(昭和22年11月)。嫌な話
は思い出したくないのか一斉云わずに昭和の末此の世を去った。よく(物語り風に)話
していたことは 一帯の風景や気候 植物や人のいい地元民のことであったが その中
でロシア草という名称がよく出てきた。
 帰国後 後年(昭和35年頃?)になって 近所に越してきた老人が戦争中ハルビン近
辺の小学校で先生をしていて 帰国時その草の種を持ち帰っていることを知り 訳を言
って分けて貰ったらしい。
 その後平成の時代になってから まだ実家の隅にあった草の中から種(タネ)で採取し
あまり関心もないまま 思い出の一記念にと机の引き出しに保存していた。
 草はかなり独特の強い香りがするものなので おそらくこの草だろうと開花後に刈り
取って乾燥していたのであった。親父は 当時自分できゅうり漬けを作って懐かしそう
に食べていたが あまりに匂いがキツイので 家族は誰も見向きもしなかった。
(当時のメモの書き写しにYkpon(ロシア語?)とあった。いまさらながら耳を貸さず
に悪いことをしたなと思っている。お盆には謝らねば・・ならぬ。)
 ネットの見た目調べで 確信はないが 多分「ウクローブ」という北欧などで料理に
使うハーブの一種か?と推測。思い出しついでに その再生保存していた種(タネ)を蒔
いてみたら・・・芽が出てヒョロヒョロと地上に伸び上がってきた。
 理解しがたい怖ろし気なタイムマシーンのスイッチを間違って入れたようで お化け
が出てきそうな変な気分になっているのである。いろんなことが起こるものである。
   「香水の香のそこはかとなき嘆き:久保田万太郎」
コメント (2)
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