散歩に出かけるのも昨今非常に億劫になった。どうも 無意識でいたがマスクが影
響している‥と(ようやくいまごろ!?)気づいた。歩き出して じんわり汗ばむ頃
身体の要求に応じた酸素の量が鼻から入って来ないので 無意識であったが口呼吸に
ギアチェンジし 口腔内がひどく乾燥しすぎ 散歩の爽快感が味わえ無くなった‥の
だろうと理解。(花粉症の鼻づまりも一因ではあるが‥)
警戒周知のため 都市のタワーをライトアップしろと言ったかと思えば 今度は気
分が変わったのか街中の華やかなる灯を一切落とせと言い張り だ~れも反論しない
(できない)記者会見‥いやはや的が外れてはおりませんか?この国は帝国ですか?
確かに いろいろ考えに考え 課題を一晩漬け於いて反芻し 悩んでようやく出し
た答えがまるで正反対の誤りだった‥という失敗は ワタクチの場合は 多々あり
ひと様のことを張り切って云えないのだが‥それにしても~常軌を外してはいないか?
と思うのだった。
不安な気持ちが日々募りつつあったある夕ぐれ時 街上空へ斜めに射しこむ夕陽が
いつもとはまったく違う街の表情を見せるのであった。天は警告を発しているのかな
!?と少々怖く思った。
「花曇朧につづく夕べかな:蕪村」