当地では 22日朝グンと冷え込み初霜があった。報道では
本州での今シーズン初めての観測‥とのこと。
すると‥拙宅庭の色彩が一変し冬風景になってしまった。ま
るで浦島太郎の帰還の如く‥すっかり である。
加えて話題も一変してしまうが 最近仕事関係のある方から
「時代はどんどん進んでるんですよね~」‥と ちょっと嘆き
ぽい独白を聴いた。心の中で‥ま~確かに‥でも はたして進
んでる?‥と正直アマノジャク気味に思っていた。
ここ一年ほどバス利用を控えていたのだが たまたま機会が
あって乗ったら プリペ―ドからICカードへ大変化し右往左
往してみたり ガラケーが機械的に限界となり 憧れのスマホ
に交換したが その操作にテンヤワンヤしたり‥。で はたし
て ホントに進んでいるの?‥そこが日常生活の本質に近いと
ころなのか?と疑心暗鬼なのである。仕込まれてる感じが濃厚。
早くも五年前購入PCも日々重くなる一方で思うようになら
ず テレビ報道を見るにつけても「新しい資本主義」?血迷っ
てなに言い出すんか!?‥と思ってしまう。
幸運に生かされながらも 老境の階段を一段一段降りてるこ
の感覚?は‥ありがたいことながら いと寂し と思う初冬な
のであった。
「一つ葉に初霜の消え残りたる:高浜虚子」