今年の県の写真展(正式名は県芸術祭美術展の写真部門)に 性格的に押しに弱く
勧められるままにしぶしぶ出品した。展示の会場状況を撮ろうとしたが・・基本は撮
影は自由であるものの 違法な画像使用に対しては法的措置をとりますとクレーマー
撃退の断り書きに怖気づき 使用の画像は雰囲気作り用で写真展とは関係ありません。
(前書きが長い!このご時世のなんと窮屈なことか・・・長文御容赦)
なので・・本題へ。あくまで主観ですが 夫々の作品にもコロナ(漢字の当て字で
頃難では如何に?)の影響があったようにも観えた。自分の目からは いわゆる常連
の技術レベルの高いアーティストと云われるような方々の作品に 画像に迷い(動揺)
のような雰囲気が漂い 苦悩(という思い込み)の先入観にとらわれ いつものよう
に余裕のある観賞は出来かねてしまった。
また アヴァンギャルド系(アレ・ブレ・ボケ系?)好きにとっては 別の括りの
現代美術(なにこれ?系藝術)との区分の曖昧さが一層増してしまい 首をひねり過
ぎて頭が回り切らず??結構肩が凝ってしまった。
変な愚痴はさておき 世間で云っている『勝手な“思い込み”は自問自答では応え
は帰ってこない』ことを 今回の作品群に接することにより よ~く学べる絶好の機
会となった という気がした。
頃難(コロナ)の乱中のお祭りもあっと云う間に終わり・・昨日17日には 御山に初冠
雪があったらしい。覚悟を決めて越冬への準備に入るべし!との急を告げる時期とな
ってしまったのであった。
(写真は10月上旬の 冷たい雨を被っていた寒そうな?サフランの花 でした)
「秋まつり終りしものを焚きゐたり:村沢夏風」