
(…暑さでピンボケ写真?よくわからない写真で失礼します。)
夏風に誘われて 河原に出ると 草がずっと遠く延々とボウボウで…なんだか子供頃のなんにもなかった広場の風景を思い出してしまうのである。
宮澤賢治さんの作品「ポラーノの広場」に出てくる「つめくさ」は シロツメクサでは?と云う説の人もいるが 素人な当方は アカツメクサを見ても つい「ポラーノの広場」のイメージのような 遠くまで広がる草原を想起し こんなぁ雰囲気じゃ~なかったろう かな~…と(賢治さんとおんなじ景色を見てる という) 自己満足感に陥り
人様には訳の解らん写真を つい撮ってしまうのでした。
ムム!このイメージを伝えるのは難しい。…ので 雰囲気だけでもと思い…作品のごく一部分を抜粋します。
…ファゼーロ(少年)は力いっぱいうたいだしました。
『つめくさの花の かおる夜は
ポランの広場の 夏まつり
ポランの広場の 夏のまつり
酒くせのわるい 山猫が
黄いろのシャツで 出かけてくると
ポランの広場に 雨がふる
ポランの広場に 雨が落ちる。』
…(本文参照されたし…今月末の駆け込みで お粗末しました。)
「スカートをひろくクローバーに広げ坐る:山口青邨」
(なお 白詰草は春の季語です。またまた失礼。)