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どうやって春の到来を感知し 北国へ向かう態勢の準備に入るのだろう? 北帰行
の空の一群は 見ていると一塊20~30羽位での編成だが 携帯も無いのに?どう連絡
しあって集合し 編隊飛行の形に?と いつも思う。(飛行中は相互に声掛けしてる)
河岸際で 若い世代と思しき数羽が その期を測っているのか羽休めなのか分らな
いが 結構ゆったりムードで 日向ぼっこ?‥はまったく勝手な推測。
まもなく3月。日中はすっかり春の気分で楽になってきた。インフルを運ぶ訳では
ないので 地上に張り付く者としては 良いタイミングで飛び立ち 無事海原を飛び
越えて行ってね と祈るだけである。
もっとも 地上の方は まだまだ試練の日々が続きそう・・・な気配。最近の沸騰
話題のすべてが 片道切符を渡されて放り出されてるような感じで やり切れないの
である。
(柳美里さんの小説が 読後ズーっと気になっている。多分”上野駅”という単語が弱め
の脳みそへ かなりの刺激を与えた気配‥なのである。そこで 選句は・・)
「上野発白鳥ゆきのきつぷかな:鈴木鷹夫」