地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~冬の川 Ⅱ

2019-02-08 10:05:39 | 日記
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 宮澤賢治さんは この街盛岡のイメージを 次のように書き止めている。
 「…あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。…」   

 (『ポラーノの広場』より)
 いま 寒気にすっぽり覆われた真冬の街に立てば…空も山も寒々しく 川原は雪を被った枯草の波の広がり…だけ だ。
 ひたすら鼻をすすりながら じっと春を待ちわびる つらい時期。
    「冬の河浅みの澄みのけふも暮る:松村蒼石」

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街角風景~三寒四温

2019-02-05 10:26:59 | 日記
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 如月立春三寒四温 世は温暖化あてならぬ。なんとなく…今年は春が早いかもしれない。
 春を待つ鳩たちは 厳しい寒風の中で休憩。厳しい序列の世界のようにも見えた。それぞれの立ち位置と間隔の取り方が違うので なにかの役割を担いつつ 休憩している?かのようだ。
 上段の9羽は さしずめ監視役ですぐ戦闘態勢がとれるよう(広げた翼がぶつからないよう?)間隔は広め。
 中段は 半分休めの距離感で 下段は ぬくぬくすっかり休息の姿…のように見えた。
 う~ん 自然はまことに厳しいが それを呑気に見上げている小心者は…まるっきり この先頼りにならないのであった。
      「青鳩は木のふところに四温かな:邉見京子」

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街角風景~雪遊び

2019-02-02 18:18:31 | 日記
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 雪の中 夢中になって遊んでいる内に すっかり陽が落ちていた…母ちゃんに怒られると帰路を急いでいる…感じカナ。
 チョット違和感は 遊び道具が画一的なプラスチック製で…手作り感がなく都会的すぎ なんとなく雪の下の地面の泥臭さが匂わない。(…あくまで外目からだけの感想)
 遊びの空間も 高いビルに囲まれ内側に押し込まれているように見え 自分的には開放感も感じられない。
 多分 この近辺の健康的な少年たちだろうが 雪道を黙々と帰路を急ぐ姿から 彼らが持つだろう街の原風景を妄想し…僭越な想像ですが…少年の頃の盛岡の街の雰囲気に いまだに漂っている自分に 少し申し訳なさと寂しさを モヤモヤ感じてしまった…のでした。
    「橇(そり)帰る飛雪の底に町ありて:堀口星眠」

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