2286 塩ビやオレフィンの一般グレードはインドネシア国内で作っているので、何とか、国内調達ができるし、商社にも在庫を置いてある場合が多いので、100kgくらいの少量でも入手できる。しかし、私が扱うような、エンプラで押出用、その上、特殊な添加物、配合物を必要とする原料は、海外から入れるしかない。
こういう前提だが、その原料手配の事情が変わってきている。結論から言うと、日本からの輸入は高くつくので、日本から輸入する必要が無くなってきている。
10年以上前には、求めるグレードは日本にしかなかった、と、思い込んでいて、他の国のメーカーについて、調べることもしなかったし、仲介の商社も日系にしか声を掛けていなかったので、彼等も日本のメーカーにしか声を掛けなかった。
ところが、この数年前から、日系の商社ではなく、韓国や地元の商社と知り合うようになり、その結果、日本以外の国でも、特殊なエンプラを扱っていることを知るようになり、何も、日本からにこだわる必要がないじゃないの、という心境になってきた。
アメリカ、ドイツなどの欧米、サウジアラビア、中国、韓国、シンガポール、など、コンビナートがあってナフサなどから各種プラスチックを製造しているメーカーも在れば、もっと、広い範囲で、それらの会社の営業所や倉庫があり、日本でしか手に入らなかったような特殊グレードもほとんどあるようになってきている。だから、日系の商社に聞けば、日本からでなく、ほかの国のメーカーから該当するグレードを捜して来て、これはどうかと、聞いてくるようになっている。特性表や安全シートなども、ネットでチェックできるようになっているし、非常に選択範囲が広くなっている。
韓国系や日系の商社は、価格もさることながら、倉庫に在庫をしておいて、小出し、というやり方を嫌うし、支払い条件も前払いが多い。そこへ行くと、インドネシアの商社は、一か月後の支払いもOK。フォーキャストを出しておけば、在庫を準備してもらえる、そんな環境だから、購買のインドネシア人担当者もインドネシア系の商社に頼むようになるのは、当然になってきている。私としては、彼等から、こんな原料を見つけたが、使えるか?と聞かれるケースが増えてきたと思う。
Teratai hotelテラタイホテル 、チカランバラットのゲートを出て、ジャバベカ方面、500mくらいにある。ゲートを出てから近いが、ゲートに入る時には、ジャバベカ1の手前のプルタミナ辺りでUターンして戻って、ゲートを通り過ぎて、またUターンしてこなければなない、2kmくらいか。
Hotel santikaホテルサンティカ、 テラタイホテルのほぼ向かい側だから、ホテルに入る時はゲートから2Kmくらいだが、入る時は500mくらいだ。どちらも、価格は35万Rpで、インドネシア人の宿泊客が多い。
入手先 価格 在庫販売