近所のスポット・パークで萩の花が咲いている。
ピンクの小さなそれでいて確実に秋を告げる花である。
夏から咲いているけれど、やはりこれからが綺麗に咲く季節である。
今までも、この花は紹介してきた。
秋の高い空を背景に咲いている萩は、秀逸である。
昨日は暑かった。
東京では31度を越えた。
明日は、北の高気圧が南下するので、冷たい空気が充満してくれるらしい。
25度になるとの予報。
今日煩く鳴いていたこのセミは、明日生きているだろうか?
スポット・パークはこんな感じである。
涼しくなってくると、親子連れが楽しく遊んでいる。
夜は、滑り台の上に高校生が溜まっている。
地域のミニ公園である。
帰宅途中、ニガウリが垂れ下がっていた。
美味そうである。
チャンプルで調理しても美味しいけれど、天ぷらもいい。
ほろ苦い香りが口中に広がると、食欲が一段と刺激される。
夏の食べ物である。
ニガウリを舌で楽しみ、萩の小さな花を目で楽しむ。
松尾芭蕉に、こんな俳句がある。
「一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月」
艶のある俳句である。
これからは、目にも舌にも美味しい季節となってくる。
楽しみである。
にほんブログ村
荒野人