エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

武蔵野の古刹

2015年12月05日 | ポエム
武蔵野の古刹と云えば「平林寺」をもって嚆矢とする。
誰にも異論は無かろう。

昨日、改めて平林寺の紅葉を愛でに出かけた。



先日よりは「まし!」だった。
とまれ「高揚期」と「落葉期」が同居する気候・・・。

紅葉する筈なのに、枯葉化して落葉してしまう。
一本の紅葉の、一重だが枯れてしまっている・・・そんな紅葉が多いのだ。
発色が今イチなのは、やむを得ない・







「武蔵野の古刹も里も照紅葉」







今年は、京都の紅葉も駄目だったらしい。
そもそも、八ヶ岳の麓の唐松の黄葉も今イチだった。

これも「温暖化」の成せる業であろうか。



しかし、黄葉川は鮮やかに見える。



水に映ると、より鮮やかに見えるからである。
平林寺の紅葉は、今週末が見頃なのかもしれない。



ただ、発色にあまり期待を持ってはいけない。



昨日のように、天気に恵まれることを持って「よし」としたい。
青空に似合う紅葉である。



      荒 野人