1月28日 奈良市にあります国内最大の円墳 富雄丸山古墳(4世紀後半 直径109m)の
埋葬施設から過去に類例のない盾形の銅鏡(長さ64センチ幅31センチ)と
蛇行剣と呼ばれる鉄剣(全長237センチ幅6センチ)が出土しました。
新聞にも大きく取り上げられて、行ってみたい思いに駆られました。
当日は朝から曇り途中から雪になりどうなることかと心配しましたが
無事到着まだ雪も残っている所でした。
銅鏡と剣は保存処理中の為に展示されていませんでした。
古墳一望右の発掘場所から鏡と剣が出土しました 円墳の北東部にせり出した 造り出し。
左が鰭付エントウ埴輪
古墳裾からほかの発掘現場をみて上がります。
円筒埴輪の跡が見えます 全体に葺石されていたようです。もと山を円形に削り古墳と
したものです。
墳丘の頂上に埋葬された主体部は明治時代に盗掘を受けており その盗掘品は京都国立博物館に
所蔵さています。
銅鏡と剣が出土した埋葬施設 木棺の上の粘土層を挟んで、鏡と剣が 添えられていました。
木の幹を二つに割り内部をくり抜いて被葬者を納めた割竹形木棺を粘土で覆ったものです。
カメラクルーが取材していましたが、長い時間通行止めにしていました。
貴重な発見場所を見学出来て 鏡と剣の公開が待たれます。