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ももなのに「ロース」 焼き肉業界の慣習

2010-10-11 18:20:55 | Weblog
ももなのに「ロース」 焼き肉業界の慣習、規制対象外(朝日新聞) - goo ニュース

 焼き肉店のロースって、実際はももやランプ肉だったの? 焼き肉業界に「慣習」として残る牛肉の部位の言い換えに対して、消費者庁は7日、客を誤認させるとして業界に改善を求めた。「慣習」の背景には、JAS法の問題もからむ。そもそも牛の部位の「仕分け」は、どうなっているのか。

 「『そともも』を使っているのに『和牛ロース』と表示している店がある」。消費者庁はこの情報提供を受け、店舗での表示を確認した後に、業界団体の全国焼肉協会(東京、約1300店)に聞き取り調査した。

 協会は「内臓はホルモン、正肉はロースなりカルビ」という形で料理名にうたう慣習が業界にあると説明したという。協会の資料にも「メニュー名は必ずしも取引規格と一致していない実態がある」と記している。

 メニュー名と肉の部位のずれが続いた背景には、流通や小売店には適用されるJAS法の表示規制が、外食店では対象外という問題がある。牛肉の表示についてJAS法は、原産地のほか、「基準に従った部位の表示」も義務づけている。牛1頭は13種類の部分肉で表示される。

 しかし、外食店がこれを守るかどうかは任意だ。食肉流通団体の幹部は「外食店に卸すところまでは管理できても、料理名にまで及ばない。消費者は店で買うロースと、焼き肉店のロースは普通同じ部位だと思うだろう」と違和感を口にする。

 法律での規制が無いので、名前の付け方が不正確だったようです。今後どのようになっていくのでしょうか。