Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

初恋温泉

2007年01月26日 16時06分39秒 | ベリーの感想文(本・映画)
初恋温泉

集英社

このアイテムの詳細を見る

天気      とめまぐるしい一日

吉田修一 著 : 初恋温泉
を、読みました。

5つの実在の温泉を舞台に、5組の男女がそれぞれの
恋模様を描く、短編集。

表題作、初恋温泉は高校時代の、初恋の相手と結婚し
その後の破局を思わせる、温泉旅行の物語でした。
熱海の高級温泉旅館での、ある夫婦の別れの予感が
少し悲しいお話しでした。

私がいいなと思った作品は、ラストの純情温泉
舞台は私も大好きな熊本県・黒川温泉
多分長崎県民と思われる高校生の、初の温泉旅行を
綴ったお話しです。
タップリと温かい温泉の浮力を感じ、ジンワリ温まりながら
“この気持ちがいつかなくなるなんて、
     いくら考えても想像できなかった。”
最後の一行が、可愛らしくて切なく感じました。

 


大役仰せつかりました

2007年01月25日 23時07分44秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気      車の中は汗ばむくらい

職場の先生は、チョコ大好きでお酒を飲まない
生粋の甘党野郎(失敬)です。
もちろん、いつもお世話になっているので
感謝チョコを贈りますが、3人の女性職員を代表して
私がチョコを買ってくる大役を、仰せつかりました!

       

う~ん、難しい!先生の好みはお子チャマ系なので
スーパーで手に入るチョコがお好みなのですが
予算3000円で、スーパーっぽいお味のチョコって
逆に難しくないですか???

予算3000円で、高級ぽくてしかし味はまろやかで
というよりは、どこかチープ感が漂うチョコってありませんか?
知ってたら何卒ご一報お願いします!!

  


PRIVATE WORLD

2007年01月24日 20時09分17秒 | ベリーの感想文(本・映画)
PRIVATE WORLD

山と溪谷社

このアイテムの詳細を見る

天気       たりったり降ったり

下田昌克 著 : PRIVATE WORLD
を、買って来ました。

あはは~、まだ読んでません。
パラッと見ただけ
しかし、期待を裏切らない作品でした。

作者、下田昌克を去年情熱大陸で知って
彼が書いた旅行記を買ってみました。
なかには彼の独特のタッチで書いた
沢山の人の顔や、絵葉書やチケットをコラージュした
ページが沢山あり、その合間合間に短い日記のような
文章が織り込まれています。

私が見たかったのは、作者が書いた肖像画
沢山の国の、沢山の人達ちを、多くは路上で呼び止め
描いた作品で、30色の色鉛筆を夢のように駆使して
描いた絵は、頭が青を紫とオレンジで、顔は赤と黄色と
水色で、と恐ろしいほどにレインボーな色使い
なのにそれは、誰が見ても優しい老婆の顔であったり
勇ましい遊牧民の顔であったりと、まるで作者は
魔法使いのようです。

キャンディーに是非ともその絵を見せたくて
ネットでお取り寄席して、よかった!と思いました。
最近の電話帳くらいの厚さの本。
これから中国~ヨーロッパの旅を肖像画を眺めながら
たのしみたいと思います。





春便り?

2007年01月23日 14時55分25秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気       うららかな

学校の帰りに、キャンディーがお土産に摘んできてくれました。

       


「そ~っか、もう春だねぇ~。」と言ってしまいましたが・・・・。
まだ1月ですよね?これからが一年で一番寒い2月でしょ??
恐るべし!異常気象

温かいと過ごしやすいですけど、去年は毎日毎日寒い寒いって
言ってましたけど・・・・でもやっぱ冬は寒くないと、しまりが無くて
物足りません。

そろそろ花粉の季節(涙)今年は凄そうな・・・・。

 

 

 


夜をゆく飛行機

2007年01月22日 15時17分32秒 | ベリーの感想文(本・映画)
夜をゆく飛行機

中央公論新社

このアイテムの詳細を見る

天気      もう春と勘違い

角田光代 著 : 夜をゆく飛行機
を、読みました。

下町に住む、四姉妹と両親の一年を見つめた物語。
主人公、谷島里々子は四姉妹の末っ子
本当は自分の下に生まれるはずだった子を
母が流産し、里々子はそれからずっと、生まれて来なかった
子どもを男の子だったと信じ、心の中でひっそりと
ぴょん吉”と名づけ、話しかけます。
一年という短い時間の中で、家族が大きく変わってゆく様を
末っ子の視点で語ったお話ですが
物語が進むに連れて、主人公も少しづつ変化します。

不幸だ、とか、幸せだ、というのは、線ではなくて
一瞬の点でしかなくて、その点が、どんな線を描き出すかは
誰にも分からない。

幸せは確かに点のような気がするけど、不幸も点だとしたら
それなら、結構耐えられる気がした言葉が綴ってありました。