カラカネトンボ オス
たぶんそうだと思います。
決め手は尾部付属器の先が丸みを帯びていること。(ボケてますが・・・)
このトンボも寒冷地性のタイプ、場所はルリイトがいた池。
岸からやや離れたところ(2m~3m)を中心に時折りホバリングをしながら周回していました。
一度だけメスの産卵シーン(打水)を目撃できたんですが、産卵場所はやはり岸からやや離れたところ。(2m~3m)
当たり前だけど、オスの行動に妙に納得してしまいました。
タカネトンボ オス
カラカネのいた池から車と徒歩で少し下ったところにある池、標高は1500m~1600mでしょうか。
樹木に覆われた薄暗い岸辺のすぐそばを、頻繁にホバリングをしながら周回しているトンボがいました。
この行動パターンはタカネかなと思ったんですが、初めての場所と高地なんで確信が得られません。
腹部を拡大すると尾部付属器からエゾトンボ属の仲間だとわかります。
さらに尾部付属器を上からみると、その特徴からやはりタカネトンボに間違いないようです。
タカネトンボは北海道から九州まで、低山地でも普通に見ることができます。
2008年7月30日 長野県