トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

いるもんだねぇ~

2008-04-11 22:51:02 | トンボ

 

今年3種目です。

今のところ、どこも環境に変化がなく、例年通りの発生です。

このご時世において、変わらないことは喜ばしいことなんでしょう。

若いメスです。

Ajiaitotonbo_2800

 

こちらは若いオス

Ajiaitotonbo_2811

 

こちらも若いオス(同じ個体かも)

Ajiaitotonbo_2823

 

で、マツモムシが日向ぼっこ・・・ん? 違うな~

Kooimushi_2815

これってコオイムシ・・・ですよね?

ここにいたのか~って感じです。

 

アジアイトトンボ 2008年4月11日 神奈川県


羽化前線北上中

2008-04-09 19:51:24 | トンボ

 

湧水がつくり出す細く小さな流れです。

年中涸れることはありません。

Kankyou_8467

 

こんなわずかな流れでもカワトンボは育ちます。

今日はここから5頭が飛び立って行きました。(画像はオス)

Nihonkawatonbo_8482

 

南側には別の流れがあります。

こちらは樹木が覆い、やや鬱蒼としています。

Kankyou_8492

 

若いオス(上)とメス(下)がフキの葉の上で日光浴をしていました。

Nihonkawatonbo_2710

 

この時期フキを見ると、なぜかムカシトンボを思い浮かべてしまいます。(笑) 

来週あたり行かなくちゃね。

Nihonkawatonbo_2698

ニホンカワトンボ 2008年4月9日 神奈川県

  

丘陵地の里山公園に移動しました。

ここはいわゆるアサヒナカワトンボの雑種個体群が生息しているエリアです。

ここでは6頭の羽化直後の個体を見ることができました。

Kankyou_8506

 

飛び立ちを窺っているメスです。

羽化殻は水面を覆っている植物(名前を知りません。よく見るのに・・・)の葉の根元の方にありました。

前回も書きましたが、よくこの中で羽化するよなって思います。

Asahinakawatonbo_8517

 

人の目からはこんな具合にしか見えない時もあります。

(ちなみにこれ、AFです。最近のカメラ・レンズのAFの性能はすごいですね!)

Asahinakawatonbo_2763_3 

てなわけで、羽化も広範囲になってきました。

いよいよ忙しくなります。

 

アサヒナカワトンボ 2008年4月9日 神奈川県


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2008-04-02 19:10:56 | トンボ

 

先日の場所です。

川岸の草むらを探しながら歩いていると・・・いました。

羽化の途中です。

Nihonkawatonbo_8418

 

メスです。

腹部や翅が伸びるにしたがい、少しずつ定位場所を変えています。

こんなに草が密集している中での羽化は大変そうです。

Nihonkawatonbo_2536

 

上から写してみました。

Nihonkawatonbo_2517

 

1mほど隣でもメスの羽化個体を見つけました・・・が、翅がよじれ、腹部も曲がっています。

いやな予感がします。

Nihonkawatonbo_2400

 

あ~やっぱり・・・。

Nihonkawatonbo_2406

 

ハシリグモ?の仲間に襲われています。

Nihonkawatonbo_2415

 

この水辺には結構な数いました。

トンボに限らずいろいろと獲物が豊富なんでしょうね。

Kumo_2465

 

少し歩くと、また別の羽化個体を見つけました。

3頭目です。

Nihonkawatonbo_8461

 

これもメスです。

羽化殻は右側の土手の窪みの中にありました。

ここまで移動し、翅や腹部を乾かせています。

Nihonkawatonbo_2627

 

最初に見つけた個体のところに戻りました。

体色がカワトンボらしいメタリックグリーンになっています。

しばらく見ていると動き始めました。

上を目指しているようです。

Nihonkawatonbo_2652

 

ここまで登りきった直後、飛び立ちました。

サナエ科・ヤンマ科・トンボ科などの仲間と違い、一旦翅を広げることなく、飛んでいくんですね。

今さらながら少々びっくりです。(知らなかった・・・)

Nihonkawatonbo_2661 

何はともあれ、無事成熟してこの水辺に戻ってきてほしいです。

 

ニホンカワトンボ 2008年4月2日 神奈川県