どうして日本人は笑うのだろう？

昼食後、会社の敷地を歩いていたら後方から車がやってきてボクの目の前で停車した。駐車場エリアに入るのか、一時止まって事務所に入るのかと車の後ろへ近づいたらギアがリバースに入ってバックしようとした。慌ててよけて「後方くらい確認しろ！！」という目つきで睨んでやったら、ボクを見て「へへへ！！」と笑っていた。

つい最近もこんなことがあった。歩いていたら、見通しのきかない四つ辻から大きな犬が急に現れてこちらに飛びかかろうとしたのでビックリして「うわっ！」と叫びながらよけた。飼い主に「あーっ、びっくりした」といったら、この子は何もしないのよという顔つきで笑いだした。「あんたは面白いかもしれないけれど、飛びかかられたこっちは怖くて全然面白くないんだ！」と言ったらあやまりもせずに「そうだわね」と返事。

面白くもないのにどうして日本人は笑うのだろう？

上のケースがボクなら、申し訳ない気がして、笑うより先に「すみませんでした」とあやまるのによく笑えるなと思う。

色々考えたら、こういう輩は自己中なんだとわかった。自己中だから、人のことを心配するより先に「テヘッσ(^^)、オレって駄目ジャン」と自分が先にくるから笑えるのだ。

ボクも人のことを言えた義理ではないかもしれない。とっても面白いギャグが浮かんだ時には自己中になるからだ。面白くて、面白くて人に話す前に自分で笑ってしまうのだ。聞く人が笑う前から笑っているからギャグのお膳立てができていない。シリアスに伏線をはって落とす！これが受けるコツなんだとわかってはいるけれど。話がそれちゃったけれど、まあいいか、テヘヘッ(^-^)