ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

さよならを告げた夜

2012-08-20 13:52:15 | 本と作家
ロバート・B・パーカー、ディックフランシス亡き後、自分好みの作家
探しが急務で、色々読みあさっていたが感性にふれるものが無かった。

「さよならを告げた夜」
タイトルがいいではないか。チャンドラーの小説の中にある一文「警官に
さよならを言う方法はない」に似ているようなきがした。
著者はマイクル・コリータ。
マイクル・コナリーに似ている名前。
大学生の時にこの本を書いたとある。若いな。
でも、矢作俊彦がデビューしたのもそんな歳だから、期待してもいいかも。

読み終えた感想は、「いいじゃないか!」。
ちょっと、パーカーを彷彿とさせる感じもし、自分好み、22歳でこれだけ
書けたら今後が楽しみだ。
この小説は2006年に早川から発売されていて、次作は2011年に創元推理文庫から
「夜を希う」が発売。新作「冷たい川が呼ぶ」が同じく創元推理から9月27日に
発売予定だそうだ。
早速、アマゾンに予約だ。