8月に買ったマイクル・コナリーの新作「天使と罪の街」を読み始めた。
ハリー・ボッシュの物語に「ザ・ポエット」の犯人とFBIの捜査官がからんでくるみたいだ。
(何しろ、まだ序盤なのでどんな風に展開するかわからないが、もう引き込まれてしまっている)
「ザ・ポエット」はコナリーの単発作品でボッシュは登場していないが、「わが心臓の痛み」のマッケイレブを
ボッシュシリーズに登場させたりして、最近この手法をよく用いて面白い。
ファンは2倍にも、3倍にも楽しめる気がするからだ。
シリーズには同業のロバート・クレイスの主人公「エルビス・コール」を登場させたり
今回は本屋のサイン会という設定で「イアン・ランキン」がでてきて、「にやっ」とさせる。
イアン・ランキンのリーバスと同じようにボッシュも暗かったが、他のキャラクターが登場するようになって
ボッシュの心情だけを深く書き込むわけにいかないのか、暗さが多少薄れてきた。
さて、さて、秋の夜長に読むのが待ち遠しい本があるのはとても幸せなことだ。
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