動体視力

動体視力を意識し始めたのは、スポ小で子供達に野球を教えていた頃、
立花竜司の「ジュニアのためのベースボールコンディショニング」を読んで
からだ。

ロッテでコンディショニングコーチだったり、野茂のコーチでもあったことが
ある立花氏の本の中に、動体視力を高める方法というのがあった。
ボクが、今でも実践している方法はポスターの裏側に時計のように円上に
数字を書いていく。但し、一番上を1としたら2は5時のあたり、次の3は11時
のあたりというように1から12までの数字を対角線上においておく。
そして、ポスターから50Cmくらい離れて顔を動かさないで、目だけで1から
12まで追っていくというものだ。これを3～5回繰り返す。

バスケを続けるかぎりは、筋トレとあわせてこのトレーニングも継続するつも
りだ。あと、電車の中から車の番号を読んだりするのも同様に、続けている。

先日の雪が降った夜、50Kmで走る車の中から、自転車ですれ違った人が
ふわふわした毛でおおわれたフードをかぶって、バッグを肩からさげていた。
すれ違った瞬間、知人だとわかったので、後日会った時にその話をしたら
間違いなかった。傍で聞いていた友人が「よく、わかったね」と驚いていた
ので「日頃の動体視力トレーニングの賜物さ」と答えた。

でも、その人を判別できたのは、それだけじゃないんだけれどね。