フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

恩師 増永弘昭 11

2006年06月12日 | 恩師 増永弘昭先生
バロックの作品のレッスンについては
現在とバロック時代の常識の違いについての話から始まり、
当時の楽器の機能の範囲。時代背景、
教会音楽・王宮の音楽・民衆の音楽のあり方など
多方面に渡って話され、
なぜそうなのか、なぜそういう音楽が生まれたのか・・・

「音楽にも必然性があるのです」

この一言でそれらの知識が演奏の中で
生き生きと語り始めるのを知りました。

お師匠様のレッスンの面白さは
沸き起こる力を引き出してくださることでした。

*レッスンの内容は以下の本の内容をかみ砕いて教えて
頂きましたので、ご参照くださいませ。

バロック音楽のフルート奏法 シンフォニア刊 H=P・シュミッツ著